水の汚染は、思わぬことが原因で発生することがあります。事故によって貯水槽に汚れや異物が混入したり、災害によって貯水槽自体に異常が発生することも考えられます。万一水の汚染事故が発生した場合、設置者は速やかに次のような措置を講じて下さい。
1.飲用中止の周知
給水を停止し、直ちに利用者に事故の状況を知らせる。
2.関係機関への連絡
保健所・上下水道部へ連絡し、その指示に従う。
3.事故処理の実施
汚染原因の除去や清掃・消毒作業を手配する。
4.代わりの生活用水の確保
近隣などに協力をしてもらう、あるいは上下水道部へ相談をする(給水タンク車の依頼など)。
5.再開前の確認
給水を再開させる際には、水質検査などにより安全確認を行う。