蛇口をひねれば出てくる安全な水道水。こんな当たり前のことも日頃の管理を怠ると大変な事故につながることも有ります。設置者は正しい管理を行い、安全な水を守りましょう。
貯水槽の清掃
1年に最低1回以上、専門の清掃登録業者に定期的に清掃を行ってもらいましょう。
貯水槽の点検
水槽にヒビ割れがないか、汚水などに汚染されていないか、水槽内に異物の混入がないかなど、定期的に点検を行いましょう。
特に地震、台風、凍結、大雨などの後は欠かさず点検しましょう。
水質検査の実施
各家庭の蛇口から出る水の水質検査を定期的に行い、安全を確認しましょう。異常があったときには、必要な水質検査を行い、供給する水が、健康を害する恐れがあったら、直ちに給水を停止するなど利用者に事故の状況を周知してください。
残留塩素測定
水道水は厳重な水質管理のもと各家庭に供給されており、消毒のために塩素が入っていますが、、受水槽に溜まった水は塩素濃度が低くなっています。念のために残留塩素濃度を測定してみましょう。
0.1ppm以上であれば細菌、大腸菌群などは死滅しており安心できます。0.1ppm未満なら専門の業者に依頼して原因を調査してください。