一本木地区の汚水処理施設整備の方向性につきましては、地域の合意形成を図ることを目的に構成された「一本木地区汚水処理推進委員会」において平成16年2月から平成20年10月までに12回の委員会及び10回の住民参加型意見発表会及びアンケート調査が実施されました。
その中で、汚水処理の方向性や個人負担額等について検討がなされ「一本木地区汚水処理推進委員会だより」の発行により地域のみなさまにお知らせがなされてきたところであります。
なお、平成21年3月に委員会(委員長:角掛喜美夫)から村長に対し、一本木地区を水洗化する方向性について、「合併処理浄化槽」が適していると取りまとめられ、村に対して現行の「村補助金」の増額と「工事費低減の措置」並びに「早期の道路側溝の整備」に関する提言書の提出が行なわれておりますことから、提言書を尊重したいと考えております。
また、村では平成22年度から合併処理浄化槽設置への上乗せ補助(公共下水道及び農業集落排水施設の整備区域を除く村内全域対象)を実施しており、河川などの公共用水域の水質保全及び快適な居住環境を保全する上からも、合併処理浄化槽の普及の促進を図っていきます。