(令和6年9月10日掲載)

認知症の正しい知識の普及と理解を深めることを目的とした「オレンジフェスタ2024」が8月31日、滝沢ふるさと交流館で開催されました。

当日は、市長と来場者による「認知症とその家族にやさしいまち・たきざわ」の宣言に続き、ひまわりメンタルクリニック(神奈川県小田原市)の小林博子(こばやしひろこ)院長を講師に「認知症ってなんだろう?とかげのアンソニーと一緒に考えてみませんか」と題した講演会が行われました。

講演では、小林氏が、自らストーリーとイラストを手掛けた絵本「とかげのアンソニー」の朗読を交えながら、認知症の症状や周囲の人がどのような対応をすればよいかなどを来場者へ伝えました。

来場者からは「自分も認知症と診断されている。講演を聞いて、症状や不安感など、本当にその通りだと思った。先生が言うように理解を持つ人が増えれば心強い」など、実感がこもった感想が述べられました。

会場では、認知症カフェや認知症VR体験会、連携協定を結んでいる明治安田生命の協力による健康測定会も開かれ、内容が盛りだくさんのイベントとなりました。

なお、9月はアルツハイマー月間であることから、市役所では、オレンジリング(認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族を温かく見守る応援者「認知症サポーター」の証)を窓に浮かび上がらせて啓発する「オレンジリングドレスアップ」を9月20日まで行っています。


(たきざわ魅力発信室作成)

 



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