(令和6年8月26日掲載)

 県立大学4年生の滝澤百合恵(たきさわゆりえ)さんが企画する「県大ウォーク」が8月21日、県立大学で開催されました。

 この催しは、地域の高齢者に大学や学生について知ってもらい、学生と高齢者の相互理解を深めることを目的とし開催されたもので、この日は同大学の学生4人といきいきサロン法誓寺(吉田康夫会長)の会員13人が参加しました。

 参加者同士の自己紹介を終えると、月に一度同サロンで取り組んでいる唱歌を、指導する千田小百合(ちださゆり)先生の伴奏に合わせ参加者全員で歌い、緊張をほぐしました。各グループに分かれて「滝沢市版まちづくりキットすごろく」で遊ぶ様子からは、他世代との交流を楽しんでいることが感じられ、会場内は終始笑い声に包まれていました。

 その後同大学キャンパスを見学し、学食で昼食を食べてこの日のプログラムは終了。参加した同サロン会員の千葉誠司(ちばせいじ)さんは「学生のみなさんからエネルギーをもらって自分も若返った気分。とても楽しめて、参加できてよかった」と笑顔で話しました。

 滝澤さんは「とても元気な参加者が多く、学生の方が圧倒されてしまった。年齢差があるため、うまくコミュニケーションを取れるのか不安だったが、唱歌やすごろくを一緒にやってみてすぐに打ち解けられた。すごろくではマスに書いてある市のイベントなどを教えてもらい、新しいことを知ることができた。一方で、キャンパスの案内では、参加者のみなさんにさまざまなことを聞かれ、興味を持ってもらえたようでうれしかった。目的であった相互理解は深められたと思う」と振り返りました。


(たきざわ魅力発信室作成)

 
 
 
 
 


 
 
 








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