(令和6年7月12日掲載)

農作業受託管理システム「ユイスケ」の地元農業者向け操作説明会が7月4日、一本木中学校で行われました。

「ユイスケ」は、市の「スマート農業からキヅクしくみづくり事業」において、農業者が田植えや稲刈りなどの農作業を、スマートフォンやパソコンを使用して法人へ依頼できるシステムです。

しかし、スマートフォンの操作に不慣れな農業者も多く、ハードルが高いことが課題となっています。

こうした課題解決のため、本年度、一本木中学校の2年生が「ユイスケ」について学習し、先生となって農業者へ操作説明をする取り組みが実施されています。

当日は、中学生がこれまでに学習した内容を生かし、自分たちで作成したマニュアルで一本木地区の農業者へ説明を行いました。

終了後、中学生からは「資料作りから説明の練習まで自分たちで行い、実際に農家さんに教えたことで改善点に気づいた」「教えるのは難しかった」「次回のビッグルーフの説明会ではもっと上手く説明できるようにしたい」という感想が挙げられました。

農業者からは「中学生が農業に興味を持ってくれるのがすごく嬉しい」「資料も凝っていて、レベルが高いと思った」「わかりやすく説明してくれた」といった声がありました。

今回はこの取り組みの3回目の授業であり、8月30日にビッグルーフ滝沢で行われる他地区の農業者への説明会が最終回となります。

(たきざわ魅力発信室作成)




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