(令和6年7月11日掲載)
滝沢第二中学校第1学年による農業体験学習が7月3日、市内の農家11戸で実施されました。
この体験学習は、キャリア教育の一環として滝沢第二中学校が実施するもので、食育の推進や地域農業の魅力を発信するため、市グリーン・ツーリズム推進協議会が協力して開催しているされたものです。
酪農体験が行われた鵜飼花平にある鈴木農園では、代表の鈴木稔(すずきみのる)さんをはじめ、地域の酪農家の団体である花平ホルスタイン改良同志会の皆さんや盛岡農業高校生も指導者として参加し、生徒らを温かく迎えました。
生徒らは、普段の酪農家の1日の流れなどについて話を聞いた他、トラクターへの乗車や牛の搾乳、仔牛への授乳など、さまざまな体験を通して、酪農の楽しさや普段口にする牛乳ができるまでの苦労などを身をもって感じていました。
鈴木さんは生徒からの質問に対し「酪農をしていると、命の大切さや、命との向き合い方についてすごく考えさせられる。一方で、自分の子を育てるのと同じで、牛が生まれてから成長する過程をすべて見られるのはとても楽しい」と語りました。
(たきざわ魅力発信室作成)