令和5年12月12日掲載
小岩井駅復元リニューアル記念式典が12月3日、小岩井駅前特設会場で開催されました。
これは、JR田沢湖線「小岩井駅」の復元リニューアルを記念して、東日本旅客鉄道㈱盛岡支社と小岩井農牧㈱、市の3者の主催により開催されたものです。
当日は集まった多くの皆さんに見守られる中、アトラクションとしてふうりん保育園の園児らによるふうりん太鼓の披露に始まり、駅名標の除幕やテープカットが実施され、会場は拍手に包まれました。
東日本旅客鉄道㈱の久保公人(くぼきみと)盛岡支社長は「小岩井駅は当初は建て替えの話もあったが、駅を愛していただいている利用者の皆さんなどから、同じ形で残そうという話もあり、復元リニューアルに至った。建築当時(100年以上前)の重厚感のある瓦屋根や格子窓を復元するとともに、当時の白黒写真を解析して、当時に近い駅舎の色を再現した。待合室には当時の窓口を残しつつ、Suica(スイカ)を導入し、利便性の向上にも配慮した」と挨拶しました。
式典終了後には第2部として「こいわいえきまつり」も開催され、大沢さんさ踊り保存会による演舞が披露された他、小岩井自治会による豚汁の振舞いなどもあり、雪の舞う寒空の下でしたが、会場にはたくさんの笑顔があふれていました。
(たきざわ魅力発信推進室作成)