令和5年7月7日掲載
市と滝沢ロボティクス合同会社(田尻隼人代表)は6月27日、市IPUイノベーションセンターで調印式を開催し、市IPUイノベーションセンター企業立地協定を締結しました。
同社は、現在県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科生である田尻代表が令和2年に立ち上げた企業で、社員も同学の学生で構成されています。田尻代表らは大学院生として研究に励む傍ら、ロボットの販売や小中学生へのロボット講座の開催など、教育サービスの提供もしています。
調印式終了後は、事業展開に関する発表会を開催。これまでの取り組みとして、農業や建築資材の運搬などを想定した搬送ロボットの実証実験や、ロボット教室で使用する組み立て式の教育用ロボットなどについて紹介がありました。
田尻代表は発表会の中で「事業を通して地域や自分の周りの人たちを幸せにできたらうれしい。将来的には市内でロボットが走っている風景を普通に見られるようになるといいなと思っている」と今後の活動に意欲を示しました。
(たきざわ魅力発信推進室作成)