令和5年5月19日掲載
4月18日に巣子地内で発生した火災において、迅速な初期消火により地域の安心安全の確保に寄与したとして、㈱やまびこ盛岡事業所自衛消防隊が5月15日、市長から感謝状を贈呈されました。
この火災は、4月18日の午後7時40分ごろ、巣子地内で起こった住宅火災に際して、隣接する㈱やまびこ盛岡事業所の自衛消防隊がいち早く出動し、自社で所有する小型動力消防ポンプと防火水槽により、迅速に消火活動を実施したものです。
㈱やまびこ盛岡事業所自衛消防隊からは、実際に初期消火を実施した3人が出席。小笠原伸哉(おがさわらしんや)さんは当時の状況について「駆け付けた時にはすでに見たこともない大きな火柱が起きており、居合わせた3人で安全に初期消火対応できるか非常に判断に迷った。しかし、隊員の声もあり、初期消火に踏み切ったことで被害を最小限に抑えられた。まずは近隣のアパートに火が燃え移るのを防ぐことを最優先に行動した。2カ月に1回ほど、消火訓練などを実施しており、今回はそれが役に立った」と振り返りました。
武田市長は「行動を起こしてくれた皆さんの勇気に敬意を表する。迅速な初期消火により地域の安心安全を守ってくれたことを、大変感謝している」と述べました。
(企画作成)