令和5年1月23日掲載

市商工会が県立大学総合政策学部(高嶋裕一教授)のキャリアデザイン授業と連携し、商工会会員の経営発展のアイデアを考えるビジネスモデル策定事業が授業内で実施され、1月20日に学部生による発表会が開催されました。この日は、商工会会員であるLIG Group(エルアイジーグループ)がモデルとなり、学生4人で1組の計9グループがそれぞれ経営促進につながるアイデアを発表しました。

LIG Groupは、英会話や学習塾を経営する企業であり、今年カフェを創設する予定。学生たちは、カフェのモーニングの実施、キッチンカーでの販売、カフェのスペースでのプラネタリウムや料理教室などの体験プログラム受講に応じたドリンクの割引など数々のアイデアを提案しました。

最優秀ビジネスモデルに輝いたのは、既存の英会話教室がカフェと融合し、英語で注文をしたり、滝沢産の食材を使用したフードの提供をする場にするというもの。考案したグループには、同社からアメリカで販売されているグッズなどが贈られました。

学生たちの発表を聴いた同社の晴山ジェームス(はれやまじぇーむす)さんは「どのチームのアイデアも新しい発想でとても勉強になった。今回の発表を生かして実現のために進めていきたい」と笑顔で話しました。

このビジネスモデル策定事業は、国の経営発達支援計画に基づき市商工会が企画したもので、県立大学の授業と連携するのは今年で5回目。これまでのコラボで実際に実現したモデルもあり、市商工会は今後も企業の発展に尽力していきます。

企画政策課作成

ビジネスモデル策定事業の学部生による発表会の様子
ビジネスモデル策定事業の学部生による発表会の様子
ビジネスモデル策定事業の学部生による発表会の様子
ビジネスモデル策定事業の学部生による発表会の様子
ビジネスモデル策定事業の学部生による発表会の様子
ビジネスモデル策定事業の学部生による発表会の様子
ビジネスモデル策定事業の学部生による発表会の様子