令和4年12月28日掲載

初期消火協力者感謝状贈呈式が12月22日、市長室で開催されました。11月28日午後4時ころに大釜吉水地内で発生した建物火災で、建物に隣接する障がい者支援施設の瑞雲荘職員が駆け付け、初期消火を実施したことで周囲の建物や収容物への延焼や死傷者がなかったことから、武田市長から瑞雲荘の佐々木浩輔(ささきこうすけ)施設長へ滝沢市長表彰初期消火協力者感謝状・記念品を贈呈したもの。
施設隣の建物の反射式石油ストーブが出火元となった今回の火災。炎の勢いや煙がひどく危険な状況の中、施設の隣の住民から助けを求められ駆け付けた施設職員は、消火剤まみれで黒いすすだらけになりながら消火活動に当たりました。
瑞雲荘では、地震や火災などさまざまな状況を想定した避難訓練を年4回欠かさず実施。今回は日頃の訓練の成果が発揮され、通報や粉末消火器による的確な消火活動により活動開始から15分で鎮火し、地域住民の命と財産を守ることができました。
瑞雲荘の佐々木施設長は「東日本大震災の後、さまざまな状況を想定して施設利用者を安全に避難させることを考えて訓練を徹底してきた。迅速で的確なチームプレーをしてくれた職員の判断と勇気ある行動をたたえたい。施設利用者だけでなく、地域に人の安全も守っていきたい」と話しました。
武田市長は「周りの人と助け合って地域を守っていくということを体現していただき、地域の皆さんもとても心強く感じたと思う。地域の皆さんの命を守っていただき本当にありがたい」と感謝しました。

(企画政策課作成)

初期消火協力者感謝状贈呈式の様子
初期消火協力者感謝状贈呈式の様子
初期消火協力者感謝状贈呈式の様子