令和4年11月24日掲載
第46回滝沢市市勢振興功労者表彰式が11月3日、滝沢ふるさと交流館で開催されました。この表彰式は昭和51年から実施され、公共の福祉増進に尽くし、市勢の発展に多大な貢献をするなど、功績が顕著な人を表彰しているものです。本年度は、岩崎文夫(いわさきふみお)さんと下田富幸(しもだとみゆき)さんの2人が表彰され、主濱市長が表彰状と記念品を贈呈しました。
岩崎さんは、市指定無形民俗文化財である「滝沢駒踊り」の振興を通じて、長年にわたり伝統芸能の発展と保存継承に尽力しました。昭和59年には、当時の滝沢村による無形民俗文化財指定において大きく貢献した他、平成20年度から3年間、滝沢駒踊り保存会の会長を務め、60年以上にわたってその普及に努めています。
令和4年7月には、その功績が認められ、県民俗芸能団体協議会表彰を受賞しました。会長職の勇退後も、保存会顧問として踊り手である子どもたちへの演舞指導で活躍し、次世代への継承に取り組むなど、市の文化芸術の発展に多大な貢献をしました。
下田さんは、自治会活動などを通じて、長年にわたり地域の発展と住民福祉の増進に尽力し、市の住民自治の進展に貢献しました。
篠木自治会長を平成19年度から8期15年務めた他、市制施行後の平成26年度からは、滝沢市自治会連合会長に就任。4期8年にわたり会務を統括し、さまざまな団体と連携しながら住みよい地域づくり活動を進めました。市自治会連合会の取り組みは国においても評価され、平成29年に総務大臣表彰を受賞しています。
その他、国民健康保険運営協議会長、自治基本条例検証委員会副委員長をはじめ、市政の多方面にわたる分野の委員を歴任し、市勢の発展に多大な貢献をしました。