令和4年9月20日掲載
現在のJR田沢湖線の前身となる「橋場線」が盛岡駅~橋場駅まで全線開通して100周年となることから、9月2日に記念式典が、3日に「IBCラジオすっぴん土曜日小岩井ウォーク」が開催されました。
記念式典では、100年前の橋場線開通当時に大沢さんさ踊りが披露されたことから、節目となる今回も、大沢さんさ踊り保存会の皆さんによる演舞が披露されました。
翌日の小岩井ウォークでは、市内外から参加した総勢122人が、小岩井駅から小岩井農場まきば園までをウオーキングしました。
このウオーキングイベントは、100年前宮沢賢治が橋場線を利用して小岩井駅を訪れ、同駅から小岩井農場内を歩いた心象をメモし、長編詩「小岩井農場」(春と修羅)を執筆したことから、当時宮沢賢治が歩いた道のりを巡ったものです。IBCラジオの中継を実施しながら、参加者は小岩井農場のガイドから、橋場線や小岩井農場、宮沢賢治に関する歴史を学びました。
小岩井自治会の柴田正幸(しばたまさゆき)会長は「ガイドの方から貴重なお話を聞けたのは大変勉強になった。歴史の深い小岩井地域を市内外の人にも多く知ってもらう機会となり大変良いイベントだった」と振り返りました。
(都市政策課作成)