令和4年4月28日掲載

ビューティージャパン東北大会(6月11日から宮城県で開催)へ出場する中村茜(なかむらあかね)さんが4月20日に市長へ表敬訪問しました。

同大会は、社会で活躍する女性を発掘・応援するもので、容姿などの制限はなく、社会や地域への貢献、内面の美しさやSNSでの発信力などが審査対象。大会当日は自分を表現する服装でのウオーキングと3分間の自己PRによる審査が実施されます。岩手県代表で3人が出場し、11人が出場する東北大会では上位3人が日本大会へ出場することになります。
滝沢市出身の中村さんは「自分の心と体を大切にしながら社会で活躍する女性が増えたらうれしい」と自身の経験を通して考えたことや感じたことを大会で精一杯伝えてくることを誓いました。
主濱市長は「自身の経験を生かして新たなことに挑戦する姿は素晴らしい。勇気と希望を与えられるよう大会では堂々と発表してきてほしい」と激励しました。

女性自衛官として今年の3月まで自衛隊岩手駐屯地で勤務していた中村さん。出産や育児を通して自分らしい生き方や子どもと大事な時間を一緒に過ごせるような働き方をしたいと思い、10年務めた自衛隊の退職を決意しました。
中村さんは自衛官という仕事に誇りを感じており、男性の割合が多い職場環境の中でも男女平等を求めすぎて気付かないうちに自分自身に負荷をかけてしまうこともあったとのこと。悩んだ時期もあったが、仕事と育児を両立させていく中で、男女平等とはお互いの違いを認め、尊重することだと考えました。
そこで、自身の経験から中村さんは「社会で活躍する中で悩みを抱えたり、自分が気付かないうちに無理をしている女性が、自分の心と体を大切に生きてほしい」という思いを抱くようになりました。現在は、頭蓋骨のゆがみを取り美容の観点で頭から全身をほぐしていく県内初の「美彫骨整体」を実施するため、自宅開業の準備中です。
中村さんは仕事と育児の両立で自分らしい生き方を求めながら、社会で活躍する女性の応援をしていきます。

ビューティージャパン東北大会に出場する中村茜さん、市長へ表敬訪問しました。1
ビューティージャパン東北大会に出場する中村茜さん、市長へ表敬訪問しました。2