令和4年3月14日掲載

東京都の明治神宮で開かれた第68回全国少年新春書道展で、柿﨑千歳(かきざきちとせ)さん(滝沢南中3年)と柳谷祐希(やなぎやゆき)さん(鵜飼小5年)と柳谷歩希(やなぎやふき)さん(鵜飼小3年)が特選を受賞しました。

柿﨑さんは平成30年に特選を受賞しており、今回が2回目。「ずっと目標としていたが、2年連続で特選を受賞できず悔しかった。明治神宮の書道展は自分の中でも特別で、全国からレベルの高い作品が集まっているので、その中での特選はうれしい。受験と両立しての書道だったが、先生や家族の応援に応えたいと思って頑張れた」と声を弾ませました。

柳谷祐希さんと歩希さんはともに2年連続で特選を受賞。祐希さんは「自分の中で納得のいく作品がなかなか書けず自信があったわけではなかったので、特選と聞いてうれしかった」と受賞を喜びました。歩希さんは「結果が出るまでどきどきしていたが、特選だったのでほっとした」と笑みを浮かべました。

柿﨑さんを指導する城北書道教室の瀬川純子(せがわじゅんこ)さんは「指導してきた生徒の受賞はとてもうれしい。また、ご家族の協力もあってのことなので感謝している。岩手県内での特選の受賞は滝沢市の3人のみであり、滝沢市の子どもたちの底力と粘り強さの賜物だと思う」と話していました。

全国少年新春書道展は小学1年生~中学3年生が対象。応募総数30,264作品の中から小学生の部では195点、中学生の部では105点が特選に選定。新型コロナウイルス感染症の影響で授賞式は中止となりましたが、特選の作品は明治神宮社殿前廻廊に1月5日~30日まで展示されていました。

表彰を受けた学生たちが賞状を持ち並んでいる集合写真
表彰を受けた学生たちが賞状を持ち並んでいる集合写真
作品の写真
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