令和4年2月15日掲載
株式会社岩手くずまきワインが製造する滝沢りんごワイン「ポム・シードル」が、平成9年から続くアジア最大規模のワイン審査会「ジャパンワインチャレンジ」のシードル部門「第5回フジ・シードルチャレンジ」で最高位のトロフィー賞と金賞を受賞しました。本年度は同部門に5カ国から65点の出品があり、国内外の審査員による厳正な審査の結果、トロフィー賞5点、金賞5点、銀賞10点、銅賞24点が選出されました。
(株)岩手くずまきワインの丸山貞男(まるやまさだお)営業二課長は「ブドウ以外の受賞は今回が初めてなので社員一同喜んでいる。良いワインは良い原料から生まれるので、今回の受賞はリンゴの品質の良さが決め手だと思う。皆さんから親しまれるワイン造りを心掛けているので、気軽に飲んでもらいたい」とほほ笑みました。
リンゴを生産する滝沢中央果樹共同防除組合の小山田正幸(おやまだまさゆき)組合長は「市のリンゴを使ったワインが最高賞を受賞して誇りに思っている。環境に配慮した減農薬のリンゴを作っているので皆さんにも安心して食べてもらいたい。コンテストで受賞できるようなリンゴを作れるよう努力しているので、結果を出して滝沢リンゴのブランド化に貢献したい」と笑みを浮かべました。
同じくリンゴを生産するフルーツファームおやまだの小山田允(おやまだまこと)さんは「今回の受賞で普段リンゴを食べない人もお酒を通じてリンゴを味わってもらいたい。今後はリンゴの生食はもちろん、お菓子などの家庭でも気軽に食べられる加工品作りを進めて、若い人がリンゴをどんどん食べるような商品や環境づくりをしていきたい」と意気込みました。