令和4年1月24日掲載

岩手県立大学総合政策学部の学生が、市商工会会員の経営発展のアイデアを考えるビジネスモデル策定事業が授業内で実施され、1月17日に発表会が開催されました。この日は、商工会会員である伊藤牧場がモデルとなり、学生4人で1組の計10グループが経営促進につながるアイデアを発表しました。漢方和牛の肥育や精肉販売を手掛ける伊藤牧場に対し、SNSを活用した効果的な宣伝や、スポーツスタジアムで新商品を販売する案などが提案されました。最優秀賞に輝いたのは、牧場の肉を用いたハンバーグや缶詰などを詰め合わせた「夢一杯肉汁福袋」を販売するというもの。考案したグループには、同牧場から商品が贈られました。学生たちの発表を聞いた同牧場の伊藤忠(いとうただし)代表は「学生には真面目に一生懸命取り組んでもらい、現実的な提案から新しい発想まで幅広い意見をもらった。前回も商品開発のアイデアから実際の販売につながったので、今回も参考にしたい」と話しました。このビジネスモデル策定事業は、国の経営発達支援計画に基づき市商工会が企画したもので、同学部の授業と連携するのは今年で5回目。実際に実現したモデルもあり、市商工会は今後も企業の発展に尽力していくとのことです。

ビジネスモデル策定事業、アイデア発表会の様子
ビジネスモデル策定事業、アイデア発表会の様子
ビジネスモデル策定事業、アイデア発表会の様子
ビジネスモデル策定事業、アイデア発表会の様子
ビジネスモデル策定事業、アイデア発表会の様子
ビジネスモデル策定事業、アイデア発表会の様子
ビジネスモデル策定事業、アイデア発表会の様子
ビジネスモデル策定事業、アイデア発表会の様子
ビジネスモデル策定事業、アイデア発表会の様子