令和3年10月22日掲載
牧野林中央自治会内の「子ども110番の家」指定書の交付式が、10月20日に滝沢ふるさと交流館で開催されました。小中学校3校の学区である牧野林中央自治会では、地域の安全安心を守るための新たな取り組みとして、通学路の要所に「子ども110番の家」を設置し、子どもの見守り活動を強化。これまでは同自治会内に「子ども110番の家」が4件指定されていましたが、13の個人や事業所が指定され17件となりました。
牧野林中央自治会自治会長の釜澤常矢(かまざわつねや)さんは「子ども110番の家は緊急避難の場所になるので、普段からコミュニケーションの場として遠慮なく相談してほしい」と期待を込めました。
指定書の交付を担当した盛岡西警察署の大槻勝(おおつきまさる)生活安全課長は、「自治会と連携して子どもの安全を守る活動を強化していきたい」と展望を話しました。
「子ども110番の家」とは、子どもが誘拐や声掛けなど、何らかの犯罪被害に遭いそうになって助けを求めてきた場合などに、子どもを保護し、地域ぐるみで子どもの安全を守るボランティア活動のことです。