令和3年7月20日掲載
鵜飼地区の大坪昇(おおつぼのぼる)さんの厩舎(きゅうしゃ)で栽培している約2千本のヤマユリが見頃を迎えており、7月19日、チャグチャグ馬コとの写真撮影会が開催されました。これは、いつもチャグチャグ馬コのサポートをしている市職員に馬コの乗り手と引き手の体験をしてみてはどうかという大坪さんの提案で開かれたもの。晴天の下、真っ白なヤマユリの前にきらびやかな装束を着た馬コが映える撮影会となりました。
また、厩舎のヤマユリの一部を市役所に分けていただき、滝沢市の花である「ヤマユリ」を市役所正面玄関で展示しています。7月いっぱいが見頃となっていますので、市役所にお越しの際はぜひご覧ください。
大坪さんは19年ほど前に自分の山から採ってきた4本のヤマユリを育て始め、現在では約2千本の花が咲くまでになりました。ヤマユリは、種を植えてから1輪咲くまでに5年という長い月日を要し、咲いてからも枯らせずに育て増やしていくのが難しいと言われています。ここまで数を増やすことができた大坪さんは「手を掛けずに自然に任せるのが1番。馬のたい肥で育てていることが、ウマく株を増やすことができたコツかもしれない」と笑顔を見せました。