令和3年7月19日掲載
公益財団法人岩手県国際交流協会(主催)と市教育委員会(共催)の連携・協働による「多文化共生地域づくりワークショップin滝沢市 留学生と考えるピクトグラム(第一部)」と「多文化共生地域づくりセミナー 在住外国人と考えるピクトグラム(第二部)」が7月10日、ビッグルーフ滝沢で開催されました。
第一部では、39人(留学生10人と高校生、大学生、社会人など29人)が参加し言語が異なる人にも視覚的に意味を伝える「ピクトグラム(絵文字)」についてグループワークをしました。第二部には56人が参加し、第一部のグループごとに「♨(温泉マーク)が外国人にはコーヒーショップに感じることが驚きだった」、「性の多様性によりトイレマークも複雑化していることを知った」など話し合った結果を発表しました。講師を務めた岩手大学国際教育センターの松岡洋子(まつおかようこ)さんは「異なる文化や生活習慣を持つ人々によって感性も違うため、ピクトグラムも万能ではないことを感じながら多文化共生について考える機会になればいい」と話しました。