令和3年2月10日掲載

盛岡駅のフェザンにあるみのるダイニングで、岩手県立大学の学生が考案したメニューを期間限定で提供しています。現在提供しているのは、原木乾しいたけ入りグラタン(税抜690円)。しいたけの戻し汁とホワイトソースが良くマッチしたこのメニューは、15日(月)まで提供しています。16日(火)~28日(日)までは、原木乾しいたけ入りハンバーグ(税抜690円)も提供されます。1月15日~31日までは原木乾しいたけの肉詰めが提供され、とても好評でした。これらのメニューは、岩手県で生産量が多いけれどあまり知られていないしいたけの知名度を上げるために、盛岡駅フェザン、JA全農いわて、岩手県立大学が協同して企画したものです。食感を重視するために切らずにそのまま使用したり、和風なイメージを持つしいたけを洋風の料理と併せてみるなど、さまざまな工夫を凝らして作られました。グラタンを考案した岩手県立大学盛岡短期大学部の坂本彩乃(さかもとあやの)さんは「自分が作った料理がお店に出ると聞いた時は驚いたけれど、たくさんの人に食べてもらえるのはとてもうれしい」と、肉詰めを考案した小野寺紗雪(おのでらさゆき)さんは「レシピを作るとき、家庭でも作れるようにと思って考えた。実際にお店に出してもらいしいたけの魅力をより伝えることができてよかった」とそれぞれ感想を話しました。また、みのるダイニング店長の大湾英明(おおわんひであき)さんは、これらのメニューについて「しいたけとグラタンなど、一見すると意外な組み合わせのメニューもあったが、どれもおいしくできている。このメニューを通して多くのお客様にしいたけの良さを知ってもらえればうれしい」と話されました。

学生が考案したメニューを、ぜひ利用してみてください。

岩手県立大学の学生が考案したメニュー
岩手県立大学の学生が考案したメニュー
グラタンを考えた坂本綾乃さん(左)と、肉詰めを考えた小野寺紗雪さん(右)