令和3年1月12日掲載
岩手県立大学総合政策学部の授業である「基礎教養入門Ⅱ」で、IGRいわて銀河鉄道の利用促進のための案が検討され、12月23日に発表会が行われました。これは、市で実施予定であるIGRいわて銀河鉄道の車両のラッピングに伴い、利用者が増えるような企画を検討してもらったもの。1年生が5人程度の3グループとなり、ツアーなどを考えました。発表会では、浄法寺塗(うるし)体験やスキーなど県北を楽しむことができるツアー、滝沢のランチと電車見学ができるツアー、乗客が自ら車両に装飾ができる企画など、ユニークな内容が披露されました。どのグループも、1日の流れや費用などまで細かく検討されており、実現を見据えてしっかり考えられている様子が伺えました。講評ではIGRいわて銀河鉄道株式会社の浅沼康揮(あさぬまやすき)代表取締役社長は「とても中身の濃い内容で驚いている。今回の発表会は良い刺激になった」と述べました。受講生の藤原佳穂(ふじわらかほ)さんは「授業を通して公共交通機関について改めて考える機会になった。3つのグループの案を全てまとめた企画が実現したらおもしろいと思った」と感想を話してくれました。
IGRいわて銀河鉄道のラッピングされた車両は3月下旬に披露される予定です。この機会にぜひ利用してみてはいかがでしょうか。