令和2年3月23日掲載

獅子舞を使った神楽を演舞し、住人の頭を噛むことで邪気を払う

3月15日、篠木神楽保存会の皆さんが、春祈禱をするため大釜の民家を練り歩きました。篠木神楽の春祈禱(はるきとう)は40年ほど前から続いてきた大釜地区の伝統行事。近年開催されていませんでしたが、今回は春祈禱復活のきっかけとして開催されました。
保存会の皆さんは、玄関前で獅子舞を使った神楽を演舞し、住人の頭を噛むことで邪気を払いました。篠木神楽の踊りには、家の中の悪いことを全て掃き出し、良いことが舞い込んでくるようにという願いが込められています。
演舞した主濱義幸(しゅはまよしゆき)さんは「保存会の若いメンバーが少ない。春祈祷を継承していくことで伝統を守っていきたい」と力強く語ってくれました。

篠木神楽保存会の皆さん
篠木神楽の春祈禱の様子1
篠木神楽の春祈禱の様子2
篠木神楽の春祈禱の様子3