令和2年6月26日掲載
チャグチャグ馬コの馬主有志が6月13日、きらびやかな装束をまとった馬コを連れて鬼越蒼前神社にお参りしました。同日開催予定だったチャグチャグ馬コ行進行事は新型コロナウイルス感染症の影響で1948年以来初の中止。それでも有志らは、田園に鈴の音を響かせながら、神社までの道を力強く進みました。
今回参加したのは、南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会の菊地和夫(きくちかずお)会長とチャグチャグ馬コ同好会滝沢支部の大坪昇(おおつぼのぼる)さんが所有する馬コ各1頭やその子馬たち。大坪さんは「馬たちの無病息災と一刻も早いコロナウイルスの収束をお祈りしました。100歳まで元気で馬たちの世話をするつもりでいるので、来年は今年の分まで頑張ります」と行事中止への切ない思いと来年の抱負を語ってくれました。
5月に生まれたばかりの子馬を引いて歩いた泡渕暖生(あわぶちはるき)くん(鵜飼小5年)は「最初は真っすぐ歩いてくれなかったので引くのが難しかったけど、楽しく歩けました。馬はとてもかわいいです」と笑顔で話してくれました。