令和2年7月8日掲載
7月3日、24時間テレビチャリティー委員会から市教育委員会へパラリンピックスポーツの体験キットが贈呈されました。贈られたのは東京パラリンピックの正式種目でもあるゴールボールとボッチャの体験キット。テレビ岩手の畑山篤(はたやまあつし)常務取締役から熊谷教育長に贈呈書が手渡されました。
この日は、滝沢第二小学校6年3組の生徒28人が、目隠し用のゴーグルを付けて鈴の入ったボールを転がし合い得点を競うゴールボールを体験。視覚の情報が無く、鈴の音と自分の立ち位置を仲間に知らせる振動だけを頼りに、子どもたちはチームで連携して得点を競い合いました。
参加した柳村祐羽(やなぎむらゆう)ちゃんは「前が全然見えないので仲間がどこにいるか分からなくてゴールを守るのが難しかったけど、楽しかった。目が見えない人の気持ちを知れて良かった」と感想を述べました。
熊谷教育長は「7月からは東京オリンピック、8月からはパラリンピックが開催される予定だった。今回頂いたのは実際にその中の競技で使用される道具だ。市は健康づくりに取り組んでいるので、全国から集められたお金で頂いた体験キットを皆さんで大切に楽しく使い、健康づくりに取り組んでほしい」と話しました。