令和2年8月5日掲載

盛岡市在住の長澤一雄(ながさわかずお)さんから市社会福祉協議会へ、大相撲力士の浴衣生地の寄贈があり、7月28日に寄贈式が実施されました。長澤さんは、力士の友人がきっかけで相撲界と親交があり、市出身の力士である秋良英男(あきよしひでお)さん(阿武松(おうのまつ)部屋・本名:桑原英雄(くわばらひでお)さん)が、阿武松部屋へ入門する際に部屋へ紹介した人です。この紹介がきっかけとなり、阿武松部屋から長澤さんへ生地が贈られました。長澤さんの、少しでも困っている人の役に立つために浴衣生地でマスクを作ったらどうかとの思いが、今回の寄贈へとつながりました。

寄贈を受けた市社会福祉協議会の佐藤光保(さとうみつやす)会長は「立派な浴衣生地を頂き、これを市内の皆さんに役立てられるのは当協会としても喜びである。秋良英男さんは柳沢小中学校の時から相撲がとても強くちびっこ相撲の個人戦などで活躍していた。これから立派に成功してほしい」と、寄贈に対する思いと秋良さんへのエールの言葉を述べました。寄贈された浴衣生地は、市社会福祉協議会へ登録しているボランティアによって布マスクへ加工され、必要としている皆さんへ配布される予定です。

寄贈された浴衣生地を持った集合写真
浴衣生地の写真