令和2年9月8日掲載
市職員と公益社団法人岩手県隊友会滝沢支部の会員による避難所開設訓練が8月28日、滝沢総合公園体育館で実施されました。訓練は、検温などの新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を取った上で行われ、猛暑の中皆さん真剣に訓練に取り組みました。訓練も、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を講ずる想定で、一般避難者と発熱者とで案内先を分け、それぞれに応じた受け付け訓練を実施しました。
職員の皆さんは、初めての試みに戸惑いながらも、トランシーバーなどでコミュニケーションをしっかり取り、素早く連携を取っていました。受け付け訓練の後には、段ボールベッドと段ボールパーティションの組み立て訓練も行いました。この2つも感染症対策を取ったものになっており、段ボールベッドの周りをパーティションで囲むことで、飛沫防止対策も取ることができます。訓練に立ち会った市民環境部長は「避難所訓練として初めての試みの部分もあったが、皆うまくできていた。今までの避難に加えて、感染症対策の負担も増えるため、受け付けをいかに正確に早くできるかが重要である。避難者の安心安全を考えてしっかり対応できるように体制を作っていきたい」と語りました。