令和2年10月14日掲載

ご当地キャラクター日本一を決めるゆるキャラグランプリが、10月3、4日の2日間、岩手産業文化センターアピオで開催されました。「ご当地」と「企業・その他」の2部門に691体がエントリーし、事前のウェブ投票と会場での決選投票の合計で決まったグランプリを会場で発表するもの。東日本大震災が起こった2011年に始まった同グランプリは、10回目を迎え、2日間で1万3799人が来場した今回が最後の開催となりました。
2位の「ゆるナキン」(大阪府泉佐野市)に約8800票の差をつけて、大会最後の1位(ご当地部門)に輝いたのは、計28万17票を獲得した陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」。表彰式では、お笑いコンビのサンドウィッチマンがメダルを授与しました。
県内外のゆるキャラ約90体が会場に集まった最終日、滝沢市の営業係長「ちゃぐぽん」も来場者との写真撮影やステージでのPRを行いました。691組中143位と去年より40位順位を上げることができたちゃぐぽん。投票や会場で応援してくださった皆さんのおかげでベストを尽くすことができました。
ゆるキャラグランプリ実行委員会の西秀一郎(にししゅういちろう)会長は「ゆるキャラ頼みのまちおこしではなく、地元の人たちが地域を愛し、情熱を傾けることが大切。そこにゆるキャラが何らかの形で寄与し、地域を盛り上げる力となってくれたらうれしい」とゆるキャラたちのこれからの活動に期待を込めました。

壇上に上がるちゃぐぽん
浜松市マスコットキャラクターの出世大名家康くん、ちゃぐぽん、同じく浜松市のマスコットキャラクター出世法師直虎ちゃんの3ショット
壇上に上がったちゃぐぽん
来場者とちゃぐぽんの交流の様子
会場全景