令和2年12月28日掲載
永年除雪受託業者への感謝状贈呈式が、12月23日に市役所で開催されました。30年以上受託業者の3社、20年以上受託業者の8社、計11社に主濱市長から感謝状が手渡されました。これは、近年の急激な高齢化の進行による雪処理の担い手不足や除雪委託業者の減少などが進展するなか、長きにわたって市の除雪業務を受託されていたことに感謝を表明するものです。市の除雪業務を1番初めに受託し、44年間除雪に尽力してくださっている岩手花平農業協同組合の圷幸一(あくつこういち)代表理事組合長は「若い組合員が少なくオペレーターの担い手不足に頭を悩ませているが、これからも利益を求めずに除雪に取り組むことで地域貢献していきたい」と思いを語ってくれました。主濱市長は「除雪は冬期間の市民の安全を確保をすることで、市民の生活と命を守る重要な仕事だ。業者さんの力は必要不可欠であり、大変感謝している」と述べました。岩手花平農業協同組合では、農業や酪農を本業とする組合員が、除雪の時期にオペレーターとして活躍。姥屋敷地区をはじめとする市内1番の広さを、9人のオペレーターが除雪車4台でカバーしています。