令和元年12月26日掲載
「学の世界入門」中間発表会が12月18日、岩手県立大学で開催されました。
本年度、同大学総合政策学部1年生(宇佐美准教授クラス)は、転入者に向けた公共交通利用促進の検討を進めています。学生は市で発行している公共交通マップを題材にメリットやデメリットを検討。地図をエリアごとに分けて詳しく表記する、主要施設や飲食店までの公共交通を使ったルートなどが分かるハンドブックを別に作成するなど、公共交通の利用促進に向けた案を発表しました。
この発表会にはバスや鉄道の交通事業者や国土交通省東北運輸局などの職員らも参加。「誰に使ってほしいかターゲットを明確に。そして誰がガイドブックを作成するのかイメージを持つことで実現に近づく」などと専門的な目線から講評やアドバイスをしました。今後さらに検討し、2月に最終発表が行われます。
平成30年度から開催している「たきざわバスまつり」は今回同様に大学と市が連携しながら授業を進め、学生が企画立案したものです。