平成31年3月19日掲載
滝沢スイカの価値向上を目的としたスイカセミナーが3月15日、ビッグルーフ滝沢で開催されました。
セミナーには市内農業者など約30人が参加。市内の若手農業生産者組織「たきざわグリーンワークス」(工藤光会長)と岩手大学、市が共同で取り組んだ「馬ふんを使用した滝沢スイカの栽培と販売」の成果が発表されました。この研究は、滝沢スイカのブランド力向上のほか、馬ふん堆肥を使用したスイカの売り上げを馬の飼育に還元し、チャグチャグ馬コの出馬頭数減少を食い止めることを目的としたもの。
工藤会長は「消費者の認知度が低いことが課題。馬への還元という目的を強くPRし、ブランド力向上を目指す」と意気込みました。このほか地理的表示保護制度(GI)東北統括アドバイザーの鈴木勝美氏から、GI取得の可能性と地域ブランド力向上の必要性についてご講演いただきました。