滝沢市も参加しています

皆さんへ行政サービスを提供していくためにとても大切な税金。しかしその滞納額は年々増加し続けています。このような状況を放置していると、きちんと納めている人と納めていない人との間に不公平感が生まれたり、皆さんに平等なサービスを提供していくことが難しくなってしまったりします。この状況を解決していくため「岩手県地方税特別滞納整理機構」が設立されました。

県と市町村で構成される「岩手県地方税特別滞納整理機構」へは、滝沢市も加入しております。
この機構は、平成19年度からの三位一体の改革に伴う所得税(国税)から個人住民税(市県民税)へ3兆円規模の財源移譲が行われることに対応し、住民税などの地方税の税収を確保するため設置されました。

「岩手県地方税特別滞納整理機構」ってどんな組織?

県と県内33市町村が共同して滞納整理を行う組織です。
市町村から併任発令を受けた県職員と派遣された市町村職員が徴収対策チームを結成し、市町村とともに滞納事務の処理を行います。

機構の仕事は?

市町村の催告に応じない滞納者や高額滞納者などについて、滞納処分を前提として各市町村から機構に事務が移管されます。
機構では移管された滞納者について、財産調査や捜索、差し押さえ、公売などを行います。
機構と市町村が共同で税収を確保することで、収納率の向上を図ります。

納期限内に納めましょう

市は、納税意志がないと判断される場合や、差し押さえが必要と判断される場合などは、機構に事務を移管して共同で滞納処分を進めることになります。
市税は市の行政サービスを支える大切な財源です。納期限内に納税されるよう、あらためてお願いします。