滝沢市では、高校生までのお子さんに対して、安心して病院で受診できるように、医療機関での一部負担金に対して最大で全額の医療費助成を実施しています。
しかし、医療費は年々増加傾向にあるため、限られた財源を有効に活用できるよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
子どもの医療費が軽減されているのはなぜ?
医療費10割のうち、皆さんが加入されている医療保険が7割を支払い、残り最大3割(注)の自己負担額を滝沢市医療費助成制度により助成し、滝沢市から医療機関に支払われます。
(注)3歳から未就学児
住民税非課税世帯は全額助成、それ以外は1医療機関ごとに外来月額750円、入院月額2,500円の自己負担が発生します。
(注)小学生から高校生
住民税非課税世帯は入院のみ全額助成(小学生のみ)、それ以外は1医療機関ごとに外来月額1,500円、入院月額5,000円の自己負担が発生します。
医療費が増え続けていくとどうなる?
医療費助成制度を維持していくことが難しくなることが考えられます。その場合、医療機関にかかる際の自己負担額を軽減することができなくなります。また、健康保険制度の保険料が引き上げられることが考えられます。その場合、保険料の負担が多くなります。
医療機関の適正受診にご協力ください
医療費助成制度を維持していくために、皆様が医療機関の適正受診を心がけることが大切です。
1 かかりつけ医を持ちましょう。
かかりつけ医とは、健康に関する相談ができ、必要なときは専門の病院を紹介してくれる身近な委員やクリニックの医師のことです。
体調が悪くなったら、まずはかかりつけ医に相談しましょう。
2 ジェネリック医薬品を活用しましょう。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)と同じ有効成分、同等の効果を持つお薬のことです。開発期間やコストが抑えられ、結果としてお薬の値段を安く設定することができます。ジェネリック医薬品の使用は、一人一人の医療費の負担軽減につながるほか、医療保険制度を維持していくことにも貢献します。
3 健康な体を作りましょう。
適切な「睡眠習慣」「食習慣」「運動習慣」を身につけ、病気になりにくい体づくりをしましょう。手洗い、うがいなどを習慣づけ、風邪やインフルエンザ等の予防に努めましょう。
4 健康診断を受診しましょう。
健康診断は、病気の早期発見・早期治療に役立ちます。定期的に身体の状態を確認するように心がけましょう。万が一病気が見つかった場合でも、早期に治療することで治療期間も短くなり、医療費も少なくなります。
夜間に病院にかかろうか、判断に迷ったら?
夜間に電話で、子どもの病気、ケガや事故について相談できる窓口です。看護師がアドバイスしますので、利用してみましょう。
小児救急電話相談
#8000(携帯電話、プッシュ回線。午後7時~翌朝8時まで 年中無休)