法律等で定められている期間(接種券が使える期間)
2か月以上5歳未満(5歳の誕生日の前日まで)
接種間隔
年齢により、接種回数が異なります
ヒブワクチン
接種開始年齢 | 初回免疫 | 追加免疫 | 備考 |
---|---|---|---|
生後2か月以上7か月未満 | 27日(医師が認める場合は20日)~56日未満の間隔で3回 | 初回終了後、7か月以上、標準的には13か月未満の間隔で1回 | ただし、初回2回目.3回目は1歳を超えたら行わない。この場合も追加接種可能:初回終了後27日以上(医師が必要と認める場合は20日以上)の間隔で1回 |
生後7か月以上12か月未満 | 27(医師が認める場合は20日)~56日間隔で2回 | 初回終了後、7か月以上、標準的には13か月未満の間隔で1回 | ただし、初回2回目は1歳を超えたら行わない。この場合も追加接種可能:初回終了後27日以上(医師が必要と認める場合は20日以上)の間隔で1回 |
1歳以上5歳未満 | 1回 | なし |
※初回の接種間隔は、医師が必要と認めた場合は20日の間隔で接種可能です。
ヒブワクチンについて
ヒブワクチンの接種により、侵襲性ヒブ感染症の高い予防効果が認められており、ヒブ髄膜炎の罹患率はほぼ100%の減少がみられています。
ワクチン製造の初期段階にウシの成分(フランス産ウシの肝臓および肺由来成分、米国産ウシの血液、心臓および骨格筋由来成分、ブラジル産ウシの心臓由来成分)が使用されていますが、その後の精製工程を経て、製品化されています。またこのワクチンはすでに世界100ヶ国以上で使用されており、発売開始から14年間に約1億5千万回接種されていますが、このワクチンの接種が原因でTSE(伝播性海綿状脳症)にかかったという報告は1件もありません。したがって、理論上のリスクは否定できないものの、このワクチンを接種した人がTSEに罹る危険性はほとんどないものと考えられます。
小児用肺炎球菌ワクチン
月齢 | 初回免疫 | 追加免疫 | 備考 |
---|---|---|---|
生後2か月以上7か月未満 | 27日以上の間隔で3回(生後12か月以下) | 標準的には生後12か月以上15か月未満で初回免疫終了後60日以上の間隔をおいて1回 | ただし、初回2回め・3回目は2歳を超えたら行わない。また、初回2回目の接種が1歳を超えた場合、3回目の接種は行わない。この場合も追加接種は1回は可能。 |
生後7か月以上12か月未満 | 27日以上の間隔で2回(生後12か月以下) | 生後12か月以降で初回終了後60日以上の間隔をおいて1回 | ただし、初回2回目は2歳を超えたら行わない。この場合も追加接種は1回は可能。 |
1歳以上2歳未満 | 60日以上の間隔で2回 | なし | |
2歳以上5歳未満 | 1回 | なし |
肺炎球菌ワクチン
90以上の種類のある肺炎球菌のうち、子どもで重い病気を起こしやすい13の血清型について子どもの細菌性髄膜炎を予防するように作られたのが小児の肺炎球菌ワクチンです。このワクチンを使用することで細菌性髄膜炎や菌血症を減少させることが多くの国から報告されています。
接種場所
指定の医療機関に出向いて、個別に接種を受けていただきます。予約が必要な医療機関もありますので、事前に電話で確認の上、受診してください。
持ち物
- 母子健康手帳
- 予防接種予診票
- 健康保険証(住所確認のため、ご持参ください。)