麻しん風しん混合ワクチン(MR)は、2回接種を受けることが必要です。

その理由は、

  1. 1回の接種で免疫がついても、時間の経過とともに低下するので、再び接種をすることで免疫を強固にすることができるからです。
  2. 1回目の接種を受けそびれた方々に、もう一度接種の機会を提供するものです。

法律等で定められている期間(接種券が使える期間)

第1期

生後12~24か月未満

第2期

満5~7歳未満(就学前の1年間)幼稚園や保育園では年長児に該当する年齢(平成30年4月2日~平成31年4月1日生まれ)

※第3期(中学1年生)と第4期(高校3年生)は、平成24年度で終了しました。(平成20年度から24年度までの5年間の期限付き事業)

参考(平成20年度から24年度に実施した予防接種の対象者)
生年月日 第3期 第4期
H2.4.2~H3.4.1生 平成20年度
H3.4.2~H4.4.1生 平成21年度
H4.4.2~H5.4.1生 平成22年度
H5.4.2~H6.4.1生

平成23年度

H6.4.2~H7.4.1生 平成24年度
H7.4.2~H8.4.1生 平成20年度
H8.4.2~H9.4.1生 平成21年度
H9.4.2~H10.4.1生 平成22年度
H10.4.2~H11.4.1生 平成23年度
H11.4.2~H12.4.1生 平成24年度

接種方法

市の指定する医療機関に出向いて、個別に接種を受けていただきます。

医療機関は予防接種委託医療機関の一覧表をご覧ください。予約が必要な医療機関もありますので、接種前に必ず電話で確認をしてから接種するようお願いいたします。

滝沢市予防接種指定医療機関一覧は、こちらからご確認ください。

麻しん(はしか)および風しんについて

麻しん(はしか)

麻しんウイルスの空気感染によっておこる病気です。感染力が強く、予防接種を受けないと、多くの人がかかる病気です。発熱、せき、鼻汁、めやに、発疹を主症状とします。最初3~4日間は38℃前後の熱で、一時おさまりかけたと思うとまた、39~40℃の高熱と発疹が出てきます。高熱は3~4日で解熱し、次第に発疹も消失します。しばらく色素沈着が残ります。

風しん

風しんウイルスの飛沫感染によっておこる病気です。潜伏期間は2~3週間です。軽いかぜ症状ではじまり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などが主症状です。そのほか、眼球結膜の充血もみられます。発疹も熱も約3日間でなおるので「三日はしか」とも呼ばれることがあります。