健康二次被害の影響について

健康マガジン2号でお伝えしました「健康二次被害」について、スポーツ庁では下記の図のとおり健康二次被害の影響により懸念される身体への症状、運動で解消される効果等健康二次被害に関するより詳しい情報をまとめています。健康二次被害を予防するために、ぜひ皆さんご覧ください。

運動・スポーツに取り組むことは、健康の保持・増進だけでなく、ストレス解消、自己免疫力を高めてウイルス性感染症を予防することにも役立ちます。皆さんもできる範囲で意識的に運動・スポーツに取り組むように心がけましょう。

新しい生活様式におけるスポーツの在り方について

新しい生活様式におけるスポーツの在り方:スポーツ庁公式サイト(PDF)

身体活動と予防できる病気

効率よく健康増進、病気予防、健康二次被害予防を行うために「運動の質」特に中強度の運動(速歩・床拭き)を重視することおすすめします。中強度の活動時間や歩数で予防できる病気は上記の表のとおりになります。生活習慣病に起因する疾患は、1日8000歩以上歩くことで予防することができると言われています。

皆さんも無理のない範囲で徐々に歩数を増やしていき、健康二次被害を予防しましょう。

歩数ごとの予防できる病気
歩数 中強度の活動時間 予防できる病気
2000歩 0.0分 寝たきり
4000歩 5.0分 うつ病
5000歩 7.5分 要支援・要介護・心疾患、脳卒中
7000歩 15.0分 がん・動脈硬化・骨粗しょう症・骨折
7500歩 17.5分 筋減少・体力の低下
8000歩 20.0分 高血圧症、糖尿病、脂質異常
9000歩 25.0分 高血圧,高血糖
10000歩 30.0分 メタボ
12000歩 40.0分 肥満

出典:中之条研究「1年の1日平均の身体活動からわかる予防基準一覧」

中之条研究「一年の平均運動歩数で予防できる疾患」

体組成を測ることができます

市役所・葉の木沢山活動センターに体組成計(体脂肪や筋肉量等を測定できる機械)と血圧計を設置しました。ぜひ、この機会に自分の健康状態を知り、健康づくりを考えてみましょう。

体重を計る男性のイラスト