無関心層に有効な情報提供は口コミ
皆さんは、健康づくり無関心層をご存じでしょうか。健康づくり無関心層とは、「生活習慣病の予防に必要な運動量未実施者」で「運動を行う意思がない人」のことを言います。その健康づくり無関心層は、下記の表のとおり必要な運動量未実施者の中で約7割存在し、健康的な生活を送るための情報収集・試行を行わない傾向にあることが研究の結果わかっています。
さらに、その健康づくり無関心層のヘルスリテラシーを向上させ、行動変容を促すために、健康情報を届ける有効な情報提供方法は、「口コミ」と言うことも研究の結果判明しています。(下記グラフ)
皆さんも身近にいる大切な人へ健康マガジンの内容など、健康に関する情報伝えて、大切な人と一緒に健康になりましょう。
健康づくり無関心層の状況
必要な運動量を実施した人は全体の32.5%に対し、未実施の人は67.5%。未実施の人の中でも運動実施意思のある人は29%であり、運動実施意思のない(無関心層)人は71%だった。このとき、すでに運動実施を行っている人と運動実施意思のある人は、健康的な生活を送るための情報収集・試行を行っていた。
参加の決め手となった情報源
- 口コミ:42.1%
- 市の広報誌:17.1%
- チラシ:14.6%
- 新聞記事:7.4%
- テレビ報道:6.3%
- ポスター:4.0%
- 市のHP:2.0%
- その他:6.2%
健幸アンバサダーを養成します
市では、健康づくり無関心層に有効な情報提供方法である「口コミ」を通じて、健康情報を伝える伝道師“健幸アンバサダー”を養成する講座を開催します。
健幸アンバサダーに認定されますと年4回程度届く、健康情報チラシを使って身近にいる大切な人へ情報を口コミで伝えて広めることに協力していただきます。ぜひ、ご参加ください!