外出自粛による会話の減少
新型コロナウイルス感染症の影響で外出を控えた結果もたらされる、「会話の減少」の影響についてお伝えします。
筑波大学久野研究室とA市の共同研究によると、新型コロナウイルス感染症の影響で外出を控えたことにより、「会話が減った人」は62.8%となっていました。さらに詳細な分析をすると、ストレスや不安を増加させた原因は「会話の減少」であり、そのことが原因で、睡眠の質を下げるなど健康に対して様々な悪影響を及ぼしていることがわかりました。
健幸で過ごせるように、些細なことでも構いませんので家族や近所などで楽しく会話をして、一緒にこの状況を乗り越えていきましょう。
外出自粛の影響から運動不足や会話の減少が発生します。運動不足は体重増加を引き起こし、会話の減少はストレスや不安を増加させます。ストレスや不安が増加することで物忘れに繋がり、その他以下のような影響があります。
- 落ち着いた、リラックスした気分で過ごせなくなった。
- 明るく、楽しい気分で過ごせなくなった。
- 意欲的で、活動的に過ごせなくなった。
- 日常生活の中に、興味のあることが減った。
- ぐっすりと休め、気持ちよく目覚められなくなった。
新たな会話の方法
あと1か月程度でお盆休みに入り、例年であれば遠方の家族や友人が帰省し、再会が待ち遠しい時期かと思います。
しかし、東京都では、新型コロナウイルス感染症への感染者が1日200人を超えるなど、未だ新型コロナウイルスへの感染が増加傾向にある状況を踏まえると、帰省することの判断が難しい状況かと思います。
そこで今回は、そんな遠方の家族や友人などと再会することが難しい方へ、新たな会話の方法を紹介します。
リモート時代の“健幸”食卓術
インターネットを利用し、パソコンやスマートフォンなどの画面を通して家族や友人と顔を合わせて一緒に食事、料理、会話をしたりすることができます。
実際に相手の表情がわかることにより、電話の声だけでは感じることができない笑顔がわかり、どちらも自然と明るい気持ちになります。
この方法は、スマートフォンアプリのラインなどお互いがスマートフォン持っていれば、簡単にできる方法です。楽しく会話、食事、一緒に料理など、ぜひ、一度試してみてはいかがでしょうか。