高病原性鳥インフルエンザ等の発生を予防しましょう!
冬期間で、渡り鳥等が飛来するところが多くありますので、市民の皆様におかれましては、次の点に注意してくださるようお願いします。
- 衰弱または死亡した野鳥を見つけた場合は、体内や羽毛などに細菌や寄生虫などの病原体があることがありますので、素手で触らないようお願いします。
- 日常生活において野鳥の排泄物などに触れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
また、野鳥の糞が靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがありますので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。特に、靴で糞を踏まないよう十分注意して、必要に応じて消毒を行ってください。 - 野鳥が多く集まると感染拡大のリスクが高まることから、餌やりを控えてください。
- 不必要に野鳥を追い立てたり、つかまえようとするのは避けてください。
鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥に濃厚接触するなど特殊な場合を除いては、人に感染しないと考えられています。
日常生活においては、過度に心配する必要はありませんが、野鳥が死んでいたり衰弱している場合は、鳥インフルエンザウイルスの感染が疑われるため、岩手県央保健所(平日:019-629-6563、休日・夜間:651-3111)に連絡し、対処について指示を受けてください。
岩手県では、鳥インフルエンザ情報を随時ホームページでお知らせしておりますのでご確認ください。
【R4:岩手県】野鳥における高病原性鳥インフルエンザ検出状況
個人で鳥を飼養している方へ
市内で鳥を飼養されている方は、発生・拡大を防ぐため、次の衛生対策にご協力下さい。
- 野鳥・野生動物の侵入を防ぐため、飼育施設の破損部位を修繕し、防鳥ネットで覆うこと。餌箱は、常に飼育施設内に置き、散乱した餌の清掃を行ってください。
- 鳥に触れる際には、手指をよく洗浄してください。また、飼育施設に入った時に着用した衣服や靴では外出しないようにしてください。
- 飼育施設の周囲は消石灰を散布(1平方メートルあたり1kg)するなど、消毒を行ってください。
- 飲み水には水道水を使用し、野鳥が飛来する池や川の水を用いないでください。
- 毎日健康状態を観察し、異状がみられた場合には、最寄りの獣医師又は岩手県中央家畜保健衛生所(TEL:019-688-4111)まで連絡してください。
環境省による野鳥監視重点区域の指定
平成28年度は、滝沢市内において野鳥が高病原性鳥インフルエンザの発症が確認されたことから、環境省により市内ほぼ全域が野鳥監視重点区域(当該死亡野鳥が回収された場所を中心とする半径10キロメートル圏内)に指定されました。
関連するホームページをご覧ください。