とき
令和4年3月7日(月)午後1時30分から午後1時45分まで
ところ
滝沢市役所庁議室
市発表事項
新型コロナワクチン接種について(新型コロナウイルスワクチン接種実施本部)
まず、新型コロナワクチンの5歳から11歳までの小児への接種についてでありますが、本市での小児への接種は、3月14日(月)から開始いたします。
予約は、初回は3月9日(水)の正午から、その後は毎週火曜日の正午から受付を開始します。予約方法はWeb予約とコールセンター予約になります。1週当たりの予約数は、240人程度を予定しております。令和4年2月末現在、本市の5歳から11歳までの人口は、3,716人でありますが、11歳から予約受付を開始しまして、順次年齢を下げてまいります。また、基礎疾患のあるお子さんのための年齢制限のない予約枠も一部設けております。接種会場は市内2か所の医療機関であり、個別接種での実施となります。このほか、お子さんのかかりつけ医が滝沢市外の場合、その病院で個別接種を実施しているときは、かかりつけ医でも接種が受けられることになります。
次に、小児用ワクチンの供給状況であります。小児用のワクチンはファイザー社のものでありますが、12歳以上のファイザー社ワクチンとは成分が異なる小児専用のワクチンとなります。3月4日に300回分が納入済みであります。今後の配分計画では、3月16日までに1,000回分、4月中に4,400回分が納入される予定であります。
次に、18歳以上の方への3回目接種についてであります。接種間隔の前倒しにより、2回目接種の完了から6か月以上経過した人が接種できるよう、順次、接種券の発送を行っております。3回目接種用ワクチンのファイザー社と武田/モデルナ社の配分割合は、約半分ずつで、武田/モデルナ社の方がやや多くなっております。このため、個別接種では、3月26日でファイザー社ワクチンの使用をいったん休止し、3月28日から5週間程度、すべての医療機関で武田/モデルナ社ワクチンを使用いたします。
次に、集団接種でありますが、4月16日(土)・17日(日)、5月14日(土)・15日(日)に実施する予定であります。集団接種で使用するワクチンの種類は、今後の配分状況により決定しますので、現時点では未定であります。
滝沢市福祉灯油費給付事業における未申請の方々に対する市単独給付について(健康福祉部地域福祉課)
今回、福祉灯油購入費給付事業につきまして、申請の締め切りを市単独事業として、3月下旬市役所必着に延長することとしました。延長する理由は、次の通りです。
- 県補助事業の関係から、申請期間が1か月と短かったこと。
- 非課税世帯給付金(10万円)給付のご案内(令和4年2月22日付)に同封した、福祉灯油のお知らせを見てから、お問い合わせが多くみられたこと。
- 市で把握する対象者数に対して、申請率が80%弱と見込まれ、平成19年度及び20年度に実施した過去の実績と比較して、値が低いこと。
このことから、市単独事業として3月下旬まで申請を受け付け、1世帯当たり5,000円を給付しますので、今一度市からの通知や非課税世帯給付のお知らせに同封したお知らせを確認の上、対象となる場合は申請をお願いしたいと考えています。なお、改めてのお知らせや今後の手続き及びスケジュールについては、市ホームページや直接の通知などでお知らせいたします。
市発表案件について記者からの当日質問
記者:小児ワクチンの件で、親がワクチンの副反応が強かったりすると子供の接種を迷っている親もいると聞いている。その際の相談は市の本部で受け付けるのか。
健康推進課長:滝沢市のコールセンターでも受け付けているが、より詳しく専門的な相談を望まれる場合は、岩手県の専門の相談窓口があるので、そちらを紹介していきたいと考えている。
記者:これから小中学校の卒業式、修了式があるが副反応が出た場合、公欠等の扱いになるのか。
健康推進課長:教育委員会からは、ワクチン接種の副反応による休みは公欠扱いにすると聞いている。保護者宛てにもそのようにお知らせすると聞いている。
記者:集団接種を行ったのが、直近だと5日(土)、6日(日)だったと思うが、予約の埋まり具合はどうであったか。
健康推進課長:予約は、5日(土)が480人、6日(日)が980人で2日間の枠に対して100%埋まった状況であった。
その他について記者からの当日質問
記者:年度末ということで、今年度はどのような年であったか市長からお聞きしたい。
市長:昨年度もそうであったが、今年度もコロナに始まりコロナに終わったと言って差し支えないと思っている。
特にも、今年に入ってからはコロナ感染の状況が良くないと思っている。そのような中で、各種行事の中止や施設を閉鎖したところもあり、市民の皆さんには迷惑をかけた部分もあると思う。いま進めているのは、マスクや手洗い、密を避けるなどの基本的な感染防止対策をお願いしている。そして、最近では誰から感染するか分からない状況となっていることから、自分が人に感染をさせないということをお願いしている状況である。
また、体調が悪い場合は外に出ない、もしくは医療機関を受診するなどを市民にお願いしている状況である。そういうことで今年度は、もっといろいろなこと、例えばチャグチャグ馬コなどやりたかったが、できない年度となってしまった。来年度は良い方向に向いてくれれば良いと思っている。
記者:1月に入りオミクロン株の関係で感染者が増えているが、隣接市である盛岡市の影響はどのくらい確認されているか。
市長:これは、プライバシーの関係もあり、はっきりとわかるものではない。とにかく、基本的な感染対策と、先ほどもお話ししたとおり人にうつさない対策をお願いしていくしかないと思っている。
記者:ご自身の進退も含めて来年度の市政の展望をどのように考えているのか。
市長:市政の展望についてはたくさん考えている。
まず、令和4年度は総合計画後期基本計画の最終年度となるので、目標に少しでも近づけるよう進めていきたい。同時に、令和5年度からは新しい総合計画でのスタートとなるので、その計画をどうするか考えていかなければならない。その中で、考えているのは、市民が滝沢で生きがいとやりがいを持って充実した生活を送ってもらうような施策を進めていきたいということである。そして、それを支える健康づくりと一体となった施策を進めていきたい。それが第1番である。
第2番目は、充実した送るための一つの手段としての賑やかさを作るための中心市街地の形成を進めていきたい。中心市街地を作って市民の心のよりどころ、あるいは交通の中心を作っていきたいと考えている。滝沢には中心市街地がない、これを放っておくとこの先半世紀もの間、中心市街地がないという状況となる。
3番目は若者定住である。市の特徴として、大学が2つあり全国から若者が集まってくる。その若者が定住してくれれば良いと考えている。さらに滝沢市生まれで滝沢市育ちの若者がたくさんいる、この若者に素晴らしい滝沢市を認識してもらうために施策を進めていきたいと考えている。このほかにも、たくさん展望していることはあるが、代表としてはこの3つを進めていきたいと考えている。そのようなことを考えていると自分のことを考える暇がない。一言でいうとそういうことである。