とき

令和4年1月13日(木)午後1時30分から午後2時まで

ところ

滝沢市役所庁議室

市発表事項

市長年頭のあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

まず初めに、これまで新型コロナウイルス感染症により、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、感染し療養されている皆様にお見舞い申し上げます。また、最前線で検査や治療、ワクチン接種に当たられている医療従事者の皆様に心から感謝を申し上げ、敬意を表するものであります。

さて、本年4月から、第1次滝沢市総合計画後期基本計画の最終年度が始まります。各部門が掲げる目標の達成に向けて最大限の努力をするとともに、令和5年度から始まる新しい総合計画の策定をしっかりと進めてまいります。

冒頭でお話しました新型コロナウイルス感染症につきましては、全国的に変異株の感染者が増加しておりますので、引き続き一人ひとりが基本的な感染防止対策を励行するとともに、早期の収束を願うものであります。また、新型コロナワクチンの3回目接種が開始されます。変異株の感染拡大を防ぐため、迅速に対応していきたいと考えております。

一昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症が国内外に蔓延するなか、滝沢市におきましても感染防止対策、地域経済の回復や市民生活への影響を最低限に食い止めるため様々な施策に努めてまいりました。本年も、引き続き感染防止対策の徹底を図りながら、コロナ禍においても市民の皆様が安心して生活できるよう事業を実施してまいります。

職員一同、行政サービスの向上と市政の発展に努めてまいりますので、引き続きのご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

また、報道機関の皆様におかれましても、滝沢市の情報発信につきまして、引き続きご協力を賜りますよう併せてお願い申し上げます。

結びに、本年が皆様にとって、すばらしい1年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

新型コロナワクチン接種について(新型コロナウイルスワクチン接種実施本部)

新型コロナワクチン3回目接種の接種体制についてお知らせいたします。

まず、滝沢市内の医療従事者約900人への3回目の接種は、12月22日開始しており、今月中には医療従事者への接種がおおむね終了する予定であります。1月下旬には、高齢者施設の入所者や従事者への接種も開始になります。

次に、一般市民への接種についてでありますが、予約開始が1月24日(月)から、接種開始が2月1日(火)からとなります。これまで同様に、市内9カ所の医療機関での「個別接種」と滝沢ふるさと交流館での「集団接種」を併用しながら実施してまいります。

予約方法は、従来からのコールセンター予約、WEB予約の他、一部医療機関窓口でも予約を受け付けいたします。また、新たな予約方法として、コールセンター予約もWEB予約も困難な高齢者向けに郵便予約を開始いたします。接種券一体型予診票に返信用封筒を同封しますので、接種希望を市に返送してもらい、主に集団接種会場での予約調整を行う方法となります。

次に、当面、3月までの集団接種の実施日でありますが、2月12日(土)、13日(日)3月5日(土)、6日(日)、26日(土)、27日(日)を予定しております。1週末当たりの予約枠数は、1,100人程度を見込んでおります。

4月以降も月に2~4日程度の集団接種を実施いたしますが、今後の日程については、接種券一体型予診票を送付する際に、予約案内を同封する他、市ホームページ、LINE、岩手朝日テレビのデータ放送などで随時周知してまいります。

次に、ワクチンの供給状況でありますが、3回目接種用として配分されたものと初回接種の残余分とを合わせて、ファイザー社ワクチン約12,000回分を保有している状況であります。今後、1月末までには、本市へも武田/モデルナ社ワクチン5,550回分が配分される予定であります。

第16回滝沢市郷土芸能まつり」の開催について(教育委員会事務局 文化振興課)

1月30日(日)午前11時から「第16回滝沢市郷土芸能まつり」をビッグルーフ滝沢で開催します。

このまつりでは、滝沢市の郷土芸能を継承する6団体が集まり、それぞれが伝承する踊りを皆さまの前で披露いたします。今年のまつりのテーマは、田植踊りにスポットを当てた「滝沢市の四季を舞う」となっています。

招待団体は岩手町の「黒内田植踊り」、また、民謡歌手の山上衛さんがゲスト出演します。その他にも駒踊りや神楽など郷土芸能が盛りだくさんであります。皆さんのご来場をお待ちしております。

市発表案件について記者からの当日質問

記者:3回目接種の郵便予約について、集団接種に予約が殺到した場合に、コールセンターとWEB予約もありますが、枠の確保の面で郵便予約に一定の枠を設けるのか教えてください。

健康推進課長:郵便予約の集団接種の一定枠を設けるのかという点つきましては、特に設けてはおりません。もし殺到した場合には、個別接種の方にご案内するなど、臨機応変に対応していく予定です。

記者:ファイザー社ワクチン12,000回というのは、医療従事者に今接種しているものを含めていますか。

健康推進課長:医療従事者分も含めまして現在の残余分となります。

記者:一般市民への3回目接種について、盛岡市などは前倒しで接種するなどありますが、滝沢市ではどのように進めていくのですか。

健康推進課長:一般高齢者の方は1カ月前倒して7カ月以降で接種できるよう、接種券の発送等の準備を進めているところです。

その他について記者からの当日質問

記者:18歳以下の10万円給付について、基準日以降に離婚した世帯などプッシュ型で給付しているので扶養の実態がある家庭に届いていないなどあるかと思います。臨時交付金も使えるかもしれないという見通しも示されていますが、滝沢市として届かない世帯に対してどのように対応していくのか教えてください。

健康福祉部長:18歳以下の子どもに対する10万円給付について、滝沢市に関しましては現在検討中です。正式にはまだ通知が来ていませんが、臨時交付金が活用できるということで近隣市町村もみながら検討していきたいと考えています。

記者:今年もコロナ禍で経済回復の両立やイベントや伝統行事が開催できないなどあるかと思います。滝沢市ではチャグチャグ馬コなど各種イベントがあるかと思いますが、現時点で各イベントの実施の見通しや実施に向けての思いなどあれば教えてください。

市長:現段階でイベントなどについて、やらないということは決めておりません。できれば当然やりたいと考えています。特にチャグチャグ馬コは2年間中止していますので、できれば実施したいと考えております。ただ、チャグチャグ馬コは全国から観客が集まり、不特定多数の方が来られるので、新型コロナウイルスの感染という点は気になります。状況を見ながらどのようにするのか見極めていきたいと考えております。いずれ、現時点でさまざまな行事につきまして、中止にするということは決めておりません。