とき

令和3年12月6日(月)午後1時30分から午後2時まで

ところ

滝沢市役所庁議室

報道発表時の滝沢市長

市発表事項

新型コロナワクチン接種について(新型コロナウイルスワクチン接種実施本部)

始めに、本日現在の接種率をお知らせいたします。

12歳以上の接種対象者数に対する1回目接種率は、89.27%、2回目接種率は87.46%であります。5月から実施してまいりました滝沢ふるさと交流館での集団接種は、11月27日(土)をもって終了いたしました。今後、あらたに12歳になる児童や、未接種の方で接種を希望する方への接種は、市内の一部の医療機関で個別接種を実施してまいります。

次に、追加接種、いわゆる3回目接種についてですが、2回目接種の終了後、原則8か月を経過した人を対象に1回の接種を行うものであります。この3回目接種の開始に伴い、国では新型コロナウイルスワクチンの予防接種期間を令和4年9月30日まで延長することを決定しております。今年3月から4月に先行接種した医療従事者への3回目の接種は今月から開始しまして、一般住民への3回目の接種は、来年2月上旬から順次実施してまいります。医療従事者については、市内医療機関での個別接種。一般住民への接種については、個別接種を基本とし、月1・2回程度の集団接種を併用しながら実施してまいります。接種券の発送時期ですが、今年3月に2回目接種を完了した人へは11月26日に、4月に完了した人へは11月30日に発送済みであります。5月に接種した人へは12月中旬に発送予定であります。その後も8か月を経過した人へ、おおむねひと月ごとに発送する予定としております。

次に、5歳から11歳のお子さんへの接種についてであります。小児用ワクチンの薬事承認前でありますので、国からも予定の情報として示されているものでありますが、早ければ来年2月頃から小児を対象とした接種が実施される可能性があるものとして、本市でも準備をすすめてまいります。

「チームオレンジたきざわ」結成式について(健康福祉部 地域包括支援センター)

「チームオレンジ」は、国の認知症施策推進大綱において定められた名称で、国は、令和7年までに全市区町村で整備するという目標を掲げております。

本市においても第8期高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画において、「認知症地域支援の充実」を重点施策として位置付けており、この度、令和3年12月22日に開催するイベント「チームオレンジサミット」内において、「チームオレンジたきざわ」の結成式を行うことといたしました。

この「チームオレンジたきざわ」は、本市の「認知症サポーターステップアップ講座」を修了した市民等を中心に、認知症のご本人や家族も一員として参加し、認知症の人や家族の心理面や生活面の困りごとに対して、早期から支援ができる仕組みの構築を目指すものです。

認知症は誰もがなりうるものであり、家族や身近な人が認知症になることも含め、多くの人にとって身近なものとなっています。

「チームオレンジたきざわ」の発足により、認知症になっても周囲や地域の理解と協力の下、本人が希望をもって前を向き、住み慣れた地域の中で希望を持って生活できるまちづくりを目指します。

滝沢りんごワイン「ポム・シードル」について(経済産業部 観光物産課)

株式会社岩手くずまきワインより発売され、好評をいただいております滝沢りんごワイン「ポム・シードル」が、この度、1997年から続くアジア最大規模のワイン審査会「ジャパンワインチャレンジ」のシードル部門「フジ・シードルチャレンジ」におきまして、今年度の最高位のトロフィー賞及び金賞を受賞いたしました。今年度は、このシードル部門に、5か国から65点に及ぶ出店があり、ワイン業界の著名人による厳正なる審査の結果、トロフィー賞5点、金賞5点、銀賞10点、銅賞24点となりました。

平成28年から販売が開始されたこちらの商品は、滝沢産りんご100%で醸造した爽やかな香りと優しい甘みが特徴のスパークリングワインであります。料理と一緒に、また、食前酒として飲んでいただくのがお勧めであります。

ビッグルーフ滝沢たきざわキッチンをはじめ、市内各スーパーなどのお酒売り場で販売しておりますので、是非皆さんお買い求めいただきたいと思います。

滝沢市と日本郵便株式会社との包括連携に関する協定締結式について(企画総務部 企画政策課)

滝沢市と日本郵便株式会社との包括連携に関する協定締結式について、令和3年12月20日(月)11時45分から、ビッグルーフ滝沢小ホールにおいて行います。

内容としては、日本郵便株式会社の持つネットワーク等を生かし、地域の活性化や地域の課題解決を実施していくため、本市と包括連携協定を締結いただくものであります。

詳細な内容としては、安全・安心な暮らしの実現に関して、高齢者や児童生徒などの地域見守り活動や道路の損傷状況の情報提供、不法投棄の情報提供や災害時の被災者支援など、また、地域経済の活性化や未来を担う子どもの育成に関することなど、日本郵便と連携することで市民サービスの向上などが図られると考えます。

市発表案件について記者からの当日質問

記者:ワクチンについて、一般住民の接種について、月1・2回程度の集団接種とありますが、初回の開始時期と接種場所が決まっていれば教えてください。

健康推進課長:初回の集団接種について、現時点の予定でありますが、2月末から3月初めを見込んでおりまして、会場は滝沢ふるさと交流館を予定として考えております。

記者:市内1カ所ということですか。

健康推進課長:その通りです。

記者:ワクチンはどれくらい確保できるかの見通しは立っていますか。

健康推進課長:岩手県内では、第2クールまでファイザー社のワクチンについてどのくらい確保できるかは、県内の市町村ごとに出ております。

記者:予定などについて市の広報などで住民の皆さんに通知する予定はありますか。

健康推進課長:医療従事者のワクチン接種も3回目が始まりましたので、今月の各戸配布の資料を作成予定でおりましたので、市民の皆さんにはそのようにお知らせする予定です。

記者:いつ頃の配布を考えていますか。

健康推進課長:12月中旬に配布できればと考えております。

記者:ワクチンの接種率について、これは本日現在でよろしいですか。

健康推進課長:VRSでの本日付での数値になります。

記者:一般住民への3回目接種が2月上旬ということですが、これは基礎疾患をお持ちの高齢者も含むということですか。

健康推進課長:2月上旬は65歳以上の高齢者が対象となります。基礎疾患をお持ちの方の接種は滝沢市の場合8月に完了しましたので、8カ月経過した4月上旬から64歳以下の基礎疾患をお持ちの方が該当になる時期になろうかと思います。

記者:ポム・シードルについて、トロフィー賞及び金賞受賞とありますが、いつ頃のことなのか。受賞を受けて市として商品をPRしていくための活動について現時点でお考えのものがあれば教えてください。

経済産業部長:受賞については12月4日に公表されたものです。今回金賞とトロフィー賞は同じ作品が受賞いたしました。市といたしましては、ワインを作っていただくことでリンゴ農家も大変助かりますので、その点も含めて産業振興していきたいと考えています。

記者:日本郵便との協定について、県内自治体何例目か把握していますか。

企画政策課長:何例目か把握はしておりませんので、会見後お調べしてお伝えします。

その他について記者からの当日質問

記者:1月のイベント情報に載っている新成人のつどいについて前年度開催延期分も含め2日間開催とのことですが、前年度お祝いする予定だった現在21歳の人も合わせて今年の新成人と参加するということですか。

企画総務部長:昨年成人を迎えた方は、延期という取り扱いを市ではしておりまして、1月8日に昨年の成人者、1月9日に今年の成人者という形で2日間にわたって成人式を執り行う予定で進めております。

記者:それぞれ参加する人数は何人くらいですか。

企画総務部長:担当部署で把握しておりますので、会見後お調べしてお伝えします。

記者:今年最後の定例記者会見ということで、市長にお伺いします。来年の年末には市長としての任期が迫ってきておりまして、市長選もあるかと思うのですが、現時点で再選を目指す方針などお考えのことがあれば教えていただきたいです。

市長:まだそのことについては考えておりません。現在進めております第一次滝沢市総合計画の期間が8年間であり、今年は7年目。来年度いっぱいで結果を出さなくてはならないということで、今は目標を達成することに総動員して頑張っているところであります。第一次総合計画が終わりますと、新しい総合計画が始まります。成果を出しつつ次の総合計画をどうするか計画をしなくてはならなく、そのことで手一杯なので来年のことは考えておりません。

記者:いま任期が3年ほど過ぎましたが、初当選から3年を経て、ご自身で成果をあげられたことや成し遂げられたことなどお考えがあれば教えていただきたいです。

市長:残念に思っているのが滝沢市に対する愛着の度合いが目標から少し離れていることであります。市民の愛着をどのようにして高めていけたらいいか。元々滝沢はいいところでありますが、市内の大学や高校に通う人のみならず、若い人たちに滝沢の良さを分かっていただいて愛着の度合いを高めていけたらと思います。