とき

令和3年11月4日(木)午後1時30分から午後2時まで

ところ

滝沢市役所庁議室

報道発表時の滝沢市長

市発表事項

新型コロナワクチン接種について(新型コロナウイルスワクチン接種実施本部)

始めに、本日現在の接種率をお知らせします。12歳以上の接種対象者数に対する1回目接種率は、85.75%、2回目接種率は75.47%であります。新規の予約が入らなくなってきておりますことから、接種希望者の予約には一定の目途がついているものと捉えております。集団接種の予約受付については、今週末11月6日(土)接種分で終了となります。あらたに12歳になる児童や、なんらかの事情でまだ接種が済んでいない方への接種は、予約枠が縮小されますが市内医療機関で継続してまいります。

次に、1回目を武田/モデルナ社ワクチンで接種した10代・20代男性への対応についてであります。厚生労働省によりますと、この年代の男性は、武田/モデルナ社のワクチンの接種後に生じる心筋炎等の発生頻度が高いとの見解を示しておりますことから、希望者には、2回目の接種を滝沢市内の接種会場で、ファイザー社のワクチンで接種できるよう対応いたします。2回目の接種でファイザー社ワクチンを希望する方は、本市のワクチン接種コールセンター(電話:606-8065)までご相談を頂きたいと思います。

次に、追加接種、いわゆる3回目接種についてであります。2回目接種の終了後、おおむね8か月以上経過した人を対象に1回の追加接種を行うものであります。接種体制については、現在、岩手西北医師会と協議中でありますが、1回目及び2回目接種と同様に、個別接種と集団接種を併用して実施することを検討しております。先行して接種を行った医療従事者については、早ければ12月以降に、一般住民については、来年2月以降に順次3回目接種を行う予定としております。接種時期、接種会場、予約方法などが決定しましたら、市民への個別通知などで詳細をお知らせいたします。

第二弾、キャッシュレス決済ポイント還元キャンペーンについて(経済産業部 企業振興課)

滝沢市商工会では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている市内事業者を応援するため、キャッシュレス決済ポイント還元キャンペーン第ニ弾、「滝沢冬のPayPayフェスティバル!!対象店舗で最大20%が戻ってくるキャンペーン」と題しまして、市内の対象店舗でキャッシュレスサービス「PayPay」で決済した場合に、支払額の最大20%のPayPayボーナスを還元するキャンペーンを実施いたします。
キャンペーン実施期間は12月1日(水)から12月31日(金)までであります。期間中にPayPayで支払うと、決済金額の最大20%のPayPayボーナスが付与されます。1決済当たりの付与上限は6,000円相当、期間中の付与合計額は15,000円相当となっており、第一弾のキャンペーンよりも上限額が引き上げられ、よりお得な内容となっております。滝沢市内の経済活性化のため、より多くの方に市内の対象店舗をご利用いただきますよう、事業の周知及び取材についてよろしくお願いいたします。

市発表案件について記者からの当日質問

記者:コロナワクチンについて1回目接種をまだ受けていない人が、7千人程度いますが、その方々へ対応する予定はありますか。

健康福祉部長:受けていない人につきましては、接種を受けていませんがご希望されますかという内容をはがきでご連絡差し上げております。その中から返信がない方につきましては、希望がないと判断しておりますが、一度連絡はしております。

記者:11月6日で集団接種の予約が終了するとのことですが、これは1回目接種で、3週間後等に2回目接種が行われるということですか。

健康福祉部長:その通りです。2回目接種につきましては3週間後の11月27日です。

記者:11月27日で集団接種は完全終了するということでよろしいですか。

健康福祉部長:その通りです。

記者:3回目接種に向けた動きで、すでに予算措置している、いつ補正予算とるなど、決まっていることはありますか。

健康福祉部長:その点につきましては、まだ国で対象とも決まっておらず、3回目接種の補正予算については現在検討中です。

記者:ワクチン3回目接種について、接種の時期や予約方法などが決定しましたら市民への個別通知とありますが、はがきのことでしょうか。

健康推進課長:できれば接種券とご案内を同封して通知を差し上げたいと考えております。

記者:接種券の発送は、いつ頃のご予定ですか。

健康推進課長:先に医療従事者などが対象となりますので、県からは12月から1月の接種対象見込者については、11月22日を目途に接種券が届くように各市町で準備してほしいという依頼が来ておりますので、それに向けて準備を進めています。

記者:11月22日を目途にということは、22日から発送を始めるのか、その日までに送られるのか、どちらですか。

健康推進課長:目途にということなので、必ずその日までに届けられるようにという具体的なものではなく、あくまで目途になります。

記者:一般の市民の皆さんに対してはどうでしょうか。

健康推進課長:一般の市民の方々は、接種が開始した時期が医療従事者の皆さんよりは遅い形になりますので、接種の時期というと2月に入ってからになろうかと思いますので、1月末頃までには発送準備ができればいいと思っております。

記者:10代・20代男性の心筋炎等の発生について、実際に滝沢市で相談事例があったのかどうか。また3回目の予約方法について、自治体によっては1・2回目接種した順にというような対応もあるようですが、現時点の想定があれば教えてください。

健康推進課長:1点目について、ワクチンの接種の相談事例ですが、国から10月15日付けで通達がありまして、コールセンターにその週末の集団接種を希望したいという相談事例は複数ありました。実際に前回の集団接種10月30日、31日で実際に接種した方が20~30人ほどおりました。

記者:症状の報告などはありましたか。

健康推進課長:特に事例についての相談はありません。予約方法につきましては、8か月経過した方々から随時通知を発送する予定です。予約方法の詳細については検討しているところです。

記者:3回目接種の通知方法ですが、VRSを基に接種した方に順次発送していくということでよろしいですか。

健康推進課長:その通りです。

記者:現在ワクチン接種が進んでいることについての所感と今後のコロナ対策について、市長はどうお考えですか。

市長:コロナにかからないようにするための手段の1つがワクチン。基本的な感染防止対策である、マスク着用、手洗い、密を避ける、このような基本的な感染防止対策を講じ、それに加えてワクチン接種をすることが大切だと考えます。総合的に市民の皆さんにはワクチンと、普段からの基本的な感染防止対策両方を今後も続けていただきたいです。現時点では、入院・療養している人がおらず25日連続新規感染者が確認されておりません。このような状況が続けばいいと思っております。

その他について記者からの当日質問

記者:先日行われた、衆院選についてどう受け止めていますか。

市長:投開票を滝沢市も担当しましたが、事故もなく集計できたことは非常によかったです。投票率が県平均よりも低く、今後対策を講じて高めていければいいと思います。内容については有権者の意向が示され、それを尊重すべきと考えます。現政権の自由民主党の当選者が減り、野党の立憲民主党も減っている。今までの与野党の括りにとらわれず、考えていかなければならないのではないかと思います。

記者:県内の衆議院議員が1人減ったことについて影響はあると思いますか。

市長:国会の場で岩手を主張する人が1人減ったとこは非常に残念であります。主張する人がいれば、それだけ岩手県の課題を底上げできるかと思いますので、残念です。

記者:ご自身の任期が11月19日で残り1年となりますが、これまで3年間の振り返りと、残り1年の意気込みをお聞かせください。

市長:あと1年間もやるべきことはありますので、やるべきことをしっかりとやっていきたいと思います。1点目は、今あります滝沢市総合計画は来年度が最終年度となっています。この総合計画の締めくくりの年になりますので、掲げられた目標をしっかりと達成するよう、手掛けている施策を充実させていき、できる限り市民の満足を得たいと思っております。2点目は、今年で新しい市になって8年目でありまして、令和5年度は10年目になりますが、その年度スタートの新しい計画を作らなくてなりません。様々テーマを設けまして、こういう方向に滝沢市があるべきだというものを、しっかりと作っていければと思っております。私はいつも言っておりますが、滝沢市はもともと素晴らしい市であります。この素晴らしい市を今よりももっと素晴らしい市になるような形で計画を作れればいいと思います。また、平成14年か15年あたりから同じ項目でアンケート調査をとっておりまして、その中でどの政策が重要か、その政策についての満足度はどうなっているかということも併せてとっておりますので、重要政策であるにも関わらず満足度が低いものについては底上げしなくてはならないと思っております。