とき
令和3年6月3日（木）午後1時30分から午後2時まで
ところ
滝沢市役所庁議室
市発表事項
新型コロナワクチン接種の予約方法の変更について
本市での高齢者向け新型コロナウイルスワクチン接種は、予約を5月10日から開始し、個別接種は5月17日から、集団接種は5月22日から実施しております。
このワクチン接種は、完全予約制となっております。
これまでは、毎週月曜日の朝9時から翌週分の接種の予約を受け付けておりましたが、来週6月8日からは、集団接種の予約のみ、年齢を区分して予約を受け付ける方法に変更することといたしました。
大きな変更点は、次の3点であります。
1点目は、年齢の高い順に3つに区分し、集団接種の一部を先行予約で受付いたします。2点目は、この集団接種の先行予約は、コールセンターのみでの受付となります。3点目は、先行予約で埋まらなかった予約枠は、通常の予約期間内で、65歳以上の方であれば年齢を区分せずに予約をすることができます。
予約方法の変更に当たっては、65歳以上の市民のみなさんから「年齢を区分して受付した方がよい」「インターネットが使えない」「web予約の方が有利なのではないか」「接種日が遅くなっても予約が取れると安心する」など、たくさんのご意見をいただいたことから、みなさんの声にお応えするために改善するものであります。
なお、各医療機関で実施する個別接種については、従来どおり、コールセンターとwebでの予約を継続いたします。
新型コロナワクチンの数は十分に確保しております。また、岩手西北医師会、岩手県とも協力しながら、接種体制を強化してまいります。
ワクチン接種を希望する人は必ず受けられますので、市民の皆さんには、どうか安心してお待ちいただきたいと思っております。
そして、5月24日の週・5月31日の週の分として、5箱を希望しております。（新型コロナウイルスワクチン接種実施本部）
令和3年度チャグチャグ馬コ行事について
既にチャグチャグ馬コ保存会において発表されましたとおり、令和3年度のチャグチャグ馬コ行事については、6月12日の土曜日に、盛岡市、滝沢市、矢巾町のそれぞれの区域において分散開催することとしておりました。しかしながら、分散開催の決定後から現在までの県内、盛岡市及び広域市町における新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、3市町及び関係機関と協議の上、分散開催という代替行事も中止する方針を決定しましたので、御報告します。
なお、チャグチャグ馬コ保存会理事会（書面開催）で承認を得たうえで正式な決定になるものです。
行事を行う予定であった6月12日には、地元民放テレビ局やネットを活用したチャグチャグ馬コの歴史や魅力の発信を行ってまいりたいと存じます。
市民の皆様をはじめ、観覧を楽しみにしていた多くの皆様には、大変申し訳ございません。重ねて申し上げますが、6月12日には、地元民放テレビ局やネットを活用してチャグチャグ馬コの歴史や魅力の発信をしていきます。
新型コロナウイルス感染症に関連するこのような事情をお汲み取りいただきまして、引き続き、チャグチャグ馬コの伝統行事への御支援と御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。（経済産業部観光物産課）
市発表案件について記者からの当日質問
記者：代替行事の中止を受けた率直なお気持ちを教えてください。
市長：滝沢市の伝統行事の一つであり、本当に残念に思っております。蒼前神社から盛岡八幡宮への行進の中止をし、全国から人々が集まって密になり感染拡大を防止するため、分散開催することと決めておりました。現状、県内や盛岡広域での感染状況が大変な状況であることなどを検討した結果、残念ながら中止を決定しました。開催したいところですが感染防止を第一に考えると中止を決定せざるを得ないと思っております。
記者：12日は、魅力の発信など滝沢市独自に計画していることはありますか。
市長：滝沢市およびチャグチャグ馬コ保存会では、計画はしておりません。正式決定はまだですが、理事会で決定されれば、中止になります。
記者：中止というのは保存会が意向を決めた会議などがあったということですか。
市長：盛岡市、滝沢市および矢巾町の3市町で情報交換をした上で、開催が難しいと判断し方向性は一致しております。正式決定は書面開催の理事会で決定されます。
記者：中止の決定はいつ頃になりますか。
市長：いつ正式決定するかは、まだ決まっておりません。ただ、先ほど申し上げましたとおり、さまざまな情報交換を行っており、方向性とすれば中止は間違いのないものですので、本日発表させていただきました。
記者：保存会で中止の方向性がいつ固まったのか、同好会のメンバーにはいつ中止を伝えたのか、また、保存会で決める段階において、3市町で感染状況が異なる中でそれぞれ個別開催の判断をする余地または議論にならなかったのかお聞きしたい。
市長：保存会の正式決定はまだですが、当方での最終決定は昨晩であります。保存会会長は、盛岡市長でありますので、そこへ当方の考え方を示しました。最終的には3市町同じ方向を向いたということであります。
経済産業部長：同好会会長へは本日連絡しました。また、個別に開催するか3市町で議論にした中で、特に滝沢市においては盛岡市と同一生活圏ということもあり、盛岡市の考えに矢巾町と共に同調しました。
記者：配分予定の予算の回収などはどのようになりますか。
経済産業部長：今後事務局で議論していきます。既に契約しているものについては、支払い、それ以外につきましては今後議論していきます。
記者：中止となった12日当日について、地元テレビ局やネットを活用して魅力を発信とあるが、具体的にどのような活動をするか現段階で決まっているものはありますか。
市長：本来であれば行進の風景を発信したかったが、それができないため過去の映像や歴史を掘り起こして放映することを念頭に置いています。具体的なことに関しては今後決めていくことになります。
記者：2年連続で中止となったことで、保存会で公の場で衣装を纏った馬をお披露目する機会がないという声もあるかと思いますが、時期をずらして代替行事を行うなど予定はありますか。
市長：従来から感じていましたが、平成28年のチャグチャグ馬コのポスターに「年に一度の晴れ舞台」とあり、もちろんその通りだと思いますが、あとの364日さまざまな活動をしていただき、それに対する対価でうまく馬を飼育していただきたいと考えております。さらに、私共もできるところについては馬を買い続けることについて支援をしていきたいと思っております。
記者：中止の決定も急なことだと思いますが、今後市としてチャグチャグ馬コの魅力発信について何かしら活動はしていくという考えでいるのですか。
経済産業部長：滝沢市におきましては、幼稚園や保育園にチャグチャグ馬コを派遣して見ていただくことは継続的に実施していき、保存会としても大学などにチャグチャグ馬コを見ていただき、今後も伝統行事が継続されるようにしていきたいと思っています。
記者：ワクチン接種について、6月8日以前の予約に関してはまだ接種が済んでなくても予約は可能かお聞きしたい。3つの区分のそれぞれの人口を教えてください。また、予約殺到には一定の効果がある一方で、年齢区分が分かりにくいという声もあるようですが、周知に関してはどういう手法で進めていくのかお聞きしたい。
市長：6月8日以前は今までと同じ方式で月曜日9時から次の週の接種受付をすることとなります。6月8日以降は、集団接種のみ2週間のうちはいつでも予約受付することができます。今までのように月曜日朝9時から短時間で受付終了するということでは無くなります。
記者：6月8日以降の接種であってもその前に予約している分に関しては、有効ということですか。
市長：その通りです。
健康推進課長：3つの人口区分のおおよその人数は85歳以上が1200人、75歳～84歳が4000人、65歳～74歳が8000人となります。年齢区分がわかりづらいという点に関しましては、6月8日～13日の予約分に関しましては7月末まで予約枠のところを予約できるようにしたいと思っております。わかりづらいという点に関しましてはコールセンターなどで説明を行い、周知につきましては6月1日の広報の配布と合わせて全戸配布でチラシを配布しております。
記者：配り終えたということでよろしいですか。
健康推進課長：配り終えています。
記者：今は月曜日に翌週分の予約を受け付けていると思いますが、6月8日以降は8日～13日に受け付けた分の接種はいつになるか教えていただきたい。
健康づくり政策課長：通常の予約受付は毎週月曜日に行っていますが、通常の予約の前に年齢区分に応じた予約受付を行おうと考えています。先行分8日～13日の間の分と同じ枠については、翌日14日の通常枠でも対象とすることとなります。14日に受け付けた分は、翌週分の接種ですので21日からの週の分になりますが、先行予約の対象が集団接種のみとなりますので、実際は26日および27日の接種となります。
記者：それ以降も同じ原理で受け付けるということですか。
健康づくり政策課長：その通りです。
記者：市に供給済みのワクチンは合計何回分あるのか教えてください。
健康推進課長：すでに5月23日までに7箱、6月6日までに5箱のファイザー製のワクチンが供給予定で、その後も順次ワクチンが供給される見込みとなります。
記者：すでに接種済みの人数はだいたいどのくらいですか。
健康推進課長：昨日時点で929人となっております。
記者：ワクチンの副作用に対する訴えなどはありますか。
健康推進課長：集団接種を4回実施していますが、現時点ではありません。
その他について記者からの当日質問
記者：岩手山山開きについて、式そのものは中止とあるが、当日行うことはどのようなことですか。
経済産業部長：昨年度もコロナウイルスにより山開き式を中止としていますが、今年度も安全祈願の神事のみ実施する予定です。従来はいろいろな団体などに祈願していただくが最少人数での実施となる予定です。
記者：昨年度は天候に恵まれなかったかと思いますが、天候により変更などもあり得るということですか。
経済産業部長：当日の天候に応じて、あまりにも暴風雨であれば開催できないこともあるかと思いますが現時点では開催予定です。