とき
令和3年3月3日(水)午後1時30分から午後2時00分まで
ところ
滝沢市役所庁議室
市発表事項
滝沢市×IGRラッピング車両お披露目セレモニーの開催について(都市整備部 都市政策課)
滝沢市では、IGRいわて銀河鉄道株式会社と連携し、IGR初となる1編成2両への全面ラッピングに取り組んでおります。このたびラッピング車両が完成いたしましたので、お披露目セレモニーを3月22日(月)午前10時45分から滝沢駅で開催いたします。
この取り組みは、新型コロナウイルス感染症の影響により利用者の減少がみられるIGRいわて銀河鉄道の経営を支援し、更なる利用促進を主な目的として行うものです。
また、ラッピングには市の観光・物産をテーマにしたデザインを使用し、コロナ禍で低迷する市の観光等の回復も目的のひとつとしております。
セレモニーには、地元の川前保育園の年長組や企画に携わっていただいた岩手県立大学の学生の方々にも参加してもらい、ラッピング車両をお出迎えする予定としております。
ラッピング車両は、セレモニー翌日の3月23日から通常ダイヤの中で運行していく予定としておりますので、ぜひたくさんの方にご利用いただきたいと思います。
バスロケーションシステム表示機運用開始式について(都市整備部 都市政策課)
滝沢市では、ビッグルーフ滝沢及び滝沢市役所へ導入するバスロケーションシステムを表示させるデジタルサイネージの運用開始式を行います。
この運用開始式を3月25日(木)午前10時からビッグルーフ滝沢で開催いたします。
バスロケーションシステムとは、運行中のバスの位置情報、到着までの時間、時刻表などを表示するシステムのことで、岩手県交通株式会社及び岩手県北自動車株式会社にて順次導入しております。
現在、スマートフォンで利用可能となっておりますが、交通結節点において、誰でも確認が容易に出来るようデジタルサイネージを設置します。
デジタルサイネージは、市内の交通結節点である滝沢市役所へ1台、ビッグルーフ滝沢へ4台設置し、岩手県交通株式会社で導入しているバスローションシステムを表示します。
この取り組みは、新型コロナウイルス感染症対策としての密集、密接状態の緩和や利便性向上を図るとともに、収束後の地域の移動や来訪者等の新たな旅客需要の取り込みを図ることを主な目的として行うものです。
バスの到着時間が正確に把握できるようになり、利用しやすくなりますので、ぜひ今後も路線バスのご利用をお願いします。
「滝沢市特別表彰」の実施について(企画総務部 企画政策課)
滝沢市では、スポーツ、文化、産業等の分野で活躍された方々に対して、滝沢市表彰条例に基づき特別表彰を行っております。今回の特別表彰は、スポーツ、芸術分野で市の栄誉を著しく高められた個人3名となります。
お1人目は、早稲田大学2年 鈴木莉乃(すずきりの)さんです。鈴木さんは、「第34回全日本女子ウエイトリフティング選手権大会」45kg級で合計140kgを挙げ、優勝に輝きました。今回が3回目の特別表彰となる鈴木さんは、ウエイトリフティング競技の第一線で活躍し続けております。
お2人目は、滝沢中学校3年 髙橋里奈(たかはしりな)さんです。髙橋さんは、「令和2年度明るい選挙啓発ポスターコンクール(第72回)」中学校の部において、応募総数3万4273点の中から、最高賞の文部科学大臣賞・総務大臣賞に輝きました。また、髙橋さんは、同コンクールの岩手県審査においても最優秀賞を受賞されています。
3人目は、鵜飼小学校2年 柳谷歩希(やなぎやふき)さんです。柳谷さんは、「令和元年度JA共済全国小・中学生書道コンクール」小学生半紙の部において、99万8825点の中から、最高賞の農林水産大臣賞に輝きました。また、柳谷さんは、三姉妹で書道に励んでおり、日頃、三姉妹で切磋琢磨した結果が、今回の受賞につながったものであります。
さらに、髙橋さんと柳谷さんは、このような優れた功績が認められ、文化や芸術、スポーツで輝かしい活躍をした県内の児童生徒へ贈られる「岩手県はばたき賞」を受賞されています。
表彰式につきましては、令和3年3月10日(水)の午後4時15分から、滝沢市役所2階201・202会議室にて、挙行する運びとなっています。この表彰式では、髙橋里奈さん、柳谷歩希さんに表彰状を授与します。鈴木莉乃さんにつきましては、日を改めて表彰式を行います。
「行政手続に伴う押印廃止」について(企画総務部 企画政策課)
内閣府が昨年12月18日に「地方公共団体における押印見直しマニュアル」を公表したところですが、滝沢市では、市民等の利便性の向上及び行政手続の簡素化を目的とし、行政手続に伴う押印について見直しを進めてきました。
はじめに、12月10日~28日の間、市民や事業者等が行う行政手続のうち、押印の可否について全庁へ照会し、1月12日~21日の間、全庁へ確認や修正等を依頼し、1月末に内容と方針を決定したところです。
その後、規則等の所要の整備を進めており、現時点で、市で行う行政手続1,766件のうち、国の法令により押印が求められているものや請求書、契約書などを除き、既に住民票の交付申請時にも押印不要としておりますが、既に押印不要としているものも含めて1,321件(74.8%)の押印を廃止する予定としており、4月1日からの施行となります。
これらにより、市の窓口で行う手続きとして、医療費受給者証交付申請書や施設使
用許可申請書、各種補助金申請など多くの申請関係は押印が不要となりますので、市民や事業所の皆様の手続が簡素化され、利便性の向上に繋がるものと思われます。
また、市の裁量の及ばない法令等に押印を義務付けている根拠を有する手続等については、当該法令の改廃等による押印の廃止がなされ次第、順次押印を廃止していく予定です。
市発表案件について記者からの当日質問
記者:見直しが10日から28日とありますが、内閣府のマニュアルに基づいて作成する前ということは、市で独自で始め、途中からマニュアルが出たということになりますか。
企画総務部長:18日にマニュアルは示されましたが、新聞等で国の方で押印の廃止に向けて進めているという情報があったので、調査を開始しながらまずは市としてどういった対応ができるのかといった準備を進めました。若干前倒しにはなっておりましたが、基本はマニュアルに沿って進めたということになります。
記者:すでに廃止している住民票の交付申請時などの押印があると思うのですが、それは押印見直しの段階で先行していらないものは廃止してきたのか、12月の見直し以前に廃止していたのか、そのあたりのスケジュールをお聞かせください。
企画総務部長:何年からという明確な数字はすぐに申し上げられないのですが、市としてはすでに廃止を実施しておりました。今回改めて、廃止しているものも含めて調査をした結果、総数で74.8%が押印不要となったという内容になります。
記者:市で行う行政手続きが1,766件あり、すでに押印不要となっているものも含めて1,321件ということですが、今回の見直しで新たに押印不要となった件数は何件ですか。これまで不要だったのは何件で、今回不要になったものは何件ですか。
企画総務部長:すでに不要としていたものが315件。今回不要となったものが1,006件。合わせて1,321件、全体の74.8%が押印不要となります。
記者:残りの400件程度は、法令等で押印が定められているものと考えてよろしいでしょうか。
企画総務部長:そうです。法令によるもの、請求書、契約書などになります。法令によるものに関しては、順次また国の方で改廃が進んだものに対応していくということになります。今のところは、法令によるもの、請求書、契約書などが400件程度ということになります。
記者:それが主なものと考えてよろしいでしょうか。
企画総務部長:はい、そういうことになります。
記者:他の自治体と比べて取り組みが速いとか遅いとかという情報は分かりますか。
企画総務部長:他の自治体への調査はまだ実施しておりませんので詳しいことは分かりません。岩手日報で県内の押印見直しの動向が紙面に掲載されておりましたが、その際滝沢市はまだ分類分けがはっきりしていなかったので、すでに廃止していたものという表現には滝沢市は入っておりませんでした。しかし、一斉にこういった取り組みをしたということでは早い方ではないかと思っておりますが、詳細には他の自治体の動向はつかんでおりません。
記者:住民票の交付申請時の押印は元々不要だった、今回の12月10日から28日の見直しを含めて1月末までに決定したところをふまえて新たに1,006件が不要になった、それで合計1,321件、74.8%の押印廃止が本格的に4月1日から始まる、ということでよろしいですね。
企画総務部長:はい、そうです。
記者:残りのものは法令で定められているものや請求書、契約書ということで、国の動きに合わせて順次そちらも廃止していく、ということでよろしいでしょうか。
企画総務部長:はい、そのとおりです。
記者:市長にお伺いします。4月から押印がいらなくなり、より効率的になると思いますが、改めて今後期待することや効果といったところをお聞かせください。
市長:市民や業者にとっては便利になると思っております。それと共に、担当には、押印が無いことによって全く関係ない人が変な申請をしたという場合にどう対応するかといったことも考えてほしいと伝えています。そういった問題も無きにしもあらずだと思っています。便利には便利だが、そういった不測の事態にも対応できるようにと担当にお願いしているところです。
記者:改めて内部的に今市長がおっしゃったような部分の確認のマニュアルを作成するということはありますか。
企画総務部長:基本ご本人確認をそういった手続きでは徹底しております。例えば免許証や顔写真が入っているマイナンバーカードであれば1点で確認できます。また、それらをお持ちでない方に関しては、2点確認ということでご本人確認を徹底しております。今回の見直しで、対象になる部署ではそういった確認をより徹底することと、厳格化するためにさらにご本人確認の精度を上げるようにという市長の指示ですので、そこらへんはしっかりと取り組んで行きたいと思っております。
記者:IGRの件ですが、このイベントは、「IGRとして初」とのことですが、この初というのはラッピング車両のことなのか、1編成2両の車両へのラッピングが初なのか、どこにかかる初なのかを教えてください。
都市整備部長:表現が悪く大変申し訳ございません。ラッピング自体が初ということになります。
記者:3月22日にお披露目されて、23日から通常ダイヤで運行するということですが、この車両はいつまで走る予定ですか。
都市整備部長:その車両が廃車になるまで走り続けることになります。
記者:多少ラッピングを直しながらではありますが、廃車になるまでということでしょうか。
都市整備部長:車両の経年劣化がどの程度進むかを見極めながらということになりますが、車両が廃車になるまでということで表現させていただきたいと思います。
記者:滝沢市のラッピング車両というものは持っていますか。
企画総務部長:ハロウィンなど何かの時期的なものに関しては装飾をしてバスなどが走ったことはあります。
記者:イベント装飾はあったが、通常運用のラッピングなどは初めてということですか。
都市整備部長:はい、そういうことです。片側が滝沢市、もう片側がIGRバージョンのラッピングになっております。中身に関しては当日取材に来ていただきますとありがたいです。
記者:ではこの場で画像提供というものはしていただけないということですね。
都市整備部長:はい。大変申し訳ございませんが、今現在は車庫の方でラッピング作業をしております。それは当日のお楽しみということでご理解いただければと思います。ぜひ取材をよろしくお願い致します。
記者:はい、承知しました。
記者:ラッピングが実現した経緯などを簡単に教えてください。
都市整備部長:コロナ禍での支援策ということで、交通事業者の方々と様々な協議をしてきました。その中で、IGRにおいては、乗客が減っているということと、塗装が古くなってきているが塗り替えの費用が捻出できず大変だというお話がありました。国の交付金を活用しながらなんとか市としての観光のメリットを生み出し、IGRの塗装費の捻出、また、そのことによる乗客の増加という流れで進んでいければよいということで思いが合致し、このラッピングに至りました。
その他について記者からの当日質問
記者:滝沢市の新型コロナワクチン接種の状況を教えてください。具体的には、市内の医療機関の協力機関はどれくらいか、いつ頃に始めていつ頃に終わりそうか、どこかと組んで共同実施する予定はあるかなどを教えてください。
市長:滝沢市新型コロナウイルスワクチン接種実施本部を2月1日に、三河副市長をキャプテンとして設置しております。医師会などと話を進めておりますが、問題はワクチンなどがどれくらい、いつ来るかがはっきりしていないことです。こういったことを確認しながら今進めているところです。医師会とは、集団実施と個別実施をどういった形で行うのかを協議していることころです。これは各市町村考え方がそれぞれ違うものになっているので、行政と医師会が一緒になって取り組まなければ間に合いません。また、接種の案内や相談を受け付けるコールセンターを市として設置していかなければいけないと考えております。どの年代に通知を出すか、どうやって相談を受け付けるかなど話が煮詰まってきておりますが、コールセンターを設置するということで考えているところです。国が流動的なので、それに合わせて様々対応を考えながら進めていきます。
健康福祉部長:市長がお話した中身に補足ですが、ワクチンもまだ入ってきておりませんし、4月12日の週に高齢者向けのワクチンが県に来て、その後市町村に来るという流れになっております。最初は4月12日から接種が始められるようにということでしたが、ワクチンが届く状況がわからないので、12日からスタートは厳しいのではないかと思っております。ですので、ワクチン接種が始まる時期も終わる時期も今のところは未定ということになっています。医療機関との調整ですが、1月下旬に意向調査をし、どれだけの医療機関が個別接種に協力できるかというものを確認しました。その後3回ほど医師会と医療機関に対する説明会を行いまして、最終的な意向調査は今後行います。それによって個別接種の協力医療機関が決まるということになります。集団接種に関しては、滝沢ふるさと交流館を押さえています。これもワクチンの数などによってまた会場を増やすことなども検討していかなければならないと思っていますが、現時点では1ヶ所ということになります。最後に、接種券を3月8日に発送という予定でしたが、ワクチンがいつ来るか分からないので、接種券をいつ送付するか、コールセンターをいつ設置するかを検討しているところです。
記者:接種券の配布もコールセンターの設置も検討中ということで間違いありませんか。
企画総務部長:コールセンターとの契約は済んでいます。いつから開設するか、市民の皆様の相談をいつから受け付けるかというところを現在検討中ということです。
記者:事業開始時期を検討中という言い方で間違いありませんか。
企画総務部長:はい。間違いありません。