とき
令和3年2月8日(月)午後4時00分から午後4時20分まで
ところ
滝沢市役所庁議室
市発表事項
新型コロナウイルス感染症拡大防止等に係る市の対応について(滝沢市新型コロナウイルス感染症対策本部)
新型コロナウイルス感染症拡大防止等に係る対策として、今まで6回にわたり市議会にて補正予算を提案させて頂き対応してきました。
今回第7弾として2月10日の市議会に新型コロナウイルス感染症に対応した更なる事業について提案させていただくこととしておりますので、本日、発表させていただきます。記者の皆様には、配布しております「新型コロナウイルス感染症対応に関する対策・支援事業一覧2月補正関連分」の資料をご覧いただき、発表をお聞きいただきたいと思います。
資料の1ページをご覧ください。感染拡大防止関係の1から3ですが、市役所の窓口で市民の三密等を避けることを目的に窓口受付システムを児童福祉課、保険年金課、税務課で導入します。
同じく資料1ページの感染拡大防止関係の4及び5ですが、葉の木沢山活動センター及び埋蔵文化センターにおいて、来館者のスムーズな検温のためサーマルカメラを設置いたします。また、葉の木沢山活動センターにおきましては、避難所施設となっていることから、換気機能を改修し強化します。
続きまして、資料の2ページ、裏面をご覧ください。子育て支援関係の1及び2ですが、市内の保育所及び幼保連携型認定こども園の17施設、放課後児童クラブ、地域子育て支援センター及び病児保育施設の25施設に対して、マスクや消毒液などの衛生用品や、顔認証自動検温カメラなどの購入を支援いたします。また、職員が勤務時間外に消毒や清掃等を行った場合の時間外手当やマスクなど職員個人の物品購入に対する支援をすることで保育の継続を強化します。
以上、2月補正におきましては、新型コロナウイルス感染症に関する対策、支援事業として、7事業事業費18,291千円の補正予算を2月10日の議会に提案する予定としております。
滝沢市新型コロナウイルスワクチン接種実施本部の設置について(健康福祉部健康推進課)
新型コロナウイルスワクチン接種事業を円滑に実施することを目的として、令和3年2月1日付で「滝沢市新型コロナウイルスワクチン接種実施本部」を設置いたしました。
実施本部は、本部長を副市長、副本部長を健康福祉部長とし、10人で本部を構成し、準備をすすめます。今後適時職員を補充し、接種体制の整備と円滑な接種を実施できるよう対応してまいります。
詳細につきましては、資料をご確認ください。
参考資料
名称
滝沢市新型コロナウイルスワクチン接種実施本部
事務局
健康推進課内に設置
場所
- 2月中は児童福祉課横の事務スペース
- 3月からは303会議室
連絡先
当面の間は健康推進課へ、2月中に直通電話設置予定
取り組み状況
- 接種券(クーポン券)の作成及び印刷に着手し、国のスケジュールに沿って、高齢者への送付ができるよう作業を進めています。
- 4月からの接種開始に向けて、市民の方からの接種会場の問い合わせや接種の予約受付に対応できる、コールセンターを3月中に立ち上げる検討を行っています。
- 市内医療機関へワクチン接種業務の受託意向を確認し、調整を行います。
また、集団接種についての検討及び調整を行います。
今後、ワクチン接種に関する正しい情報や接種体制など決まり次第、広報やホームページなどで周知を行います。
主な内容 | 金額 | 一般会計補正号数 |
---|---|---|
システム改修委託料 | 605千円 | 第10号(12月18日) |
ワクチン接種料 接種券の印刷製本費等 |
15,664千円 | 第11号(1月29日) |
コールセンター事務委託料 医薬衛生材料代等 |
127,865千円 | 第12号(2月10日) |
計 | 144,134千円 |
アウトオブキッザニアin滝沢の開催について(市民環境部地域づくり推進課)
ビッグルーフ滝沢を運営するアルビレオたきざわ共同事業体と滝沢市は、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」の企画・運営を行うKCJGROUP(ケーシージェーグループ)株式会社の監修のもと、昨年度に引き続き「アウトオブキッザニアin滝沢」を2月13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)、3月6日(土)の合計5日間、ビッグルーフ滝沢を会場として共同開催します。
昨年度は2日間にわたる大規模イベントとして実施いたしましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を行い分散開催とし、1日あたり2体験程度の実施とします。また、1回の体験人数を少数にすることで、密を回避するとともに、マスクの着用、温度計測、アクリルパネル設置、消毒作業を行うことで、こども達が安心して体験できるように実施します。本イベントでは「南部鉄器職人」などの滝沢市ならではの仕事に加え、バスの運転士、電車の運転士といったこども達にとって身近な仕事など、約10種類の体験プログラムを5日間に分けて提供します。
本イベントの参加予約は既に開始しておりますが、ビッグルーフ滝沢総合案内にて受け付けております。詳細は添付のチラシをご参照ください。
市発表案件について記者からの当日質問
記者:ワクチンの接種体制についてですが、現状で分かっている状況のスケジュールと現状の課題の認識について伺います。
健康福祉部長:スケジュールに関しましては、まだ検討段階ですが、個別接種と集団接種の組み合わせで実施し、集団接種の場所についてはほぼ決まっている状況ですが、どこの場所かということについては公表を控えさせていただきます。課題についてですが、会場が大体決まりましたので、あとは医師と看護師の確保が喫緊の課題となってくるのではないかというところでございます。今週末に滝沢の西北医師会との協議も予定しておりますので、こちらを決めていきたいと考えております。
その他について記者からの当日質問
記者:震災から10年の節目になります。それを踏まえてご所感と市として何か考えていることなどあればお聞きします。
市長:もうすぐ10年になりますね。ちょうど私は東京から岩手に戻る新幹線の中でこの地震に遭いました。宇都宮を過ぎて那須塩原の間のトンネルを抜けて、鉄橋にかかったところで地震に遭いまして、落ちるかと思ったことが印象に残っております。その時私はウォークマンを持っておりまして、地震により停電し全く情報が入ってこない中で、そのウォークマンが外からの情報をとる唯一の手段でありまして、人がいっぱい周囲に集まり、「八戸はどうなっていますか」などいろいろ聞かれました。そして、結局新幹線はご存じのとおり運行できなくて、一旦東京に戻りました。その戻るときも鉄橋から下に降りるのが夜中でありました。発災は午後2時46分と記憶しておりますが、下に降りて小学校か中学校かどこかに避難場所がありましたが、そこに夜中に着きましてその晩は毛布だけで過ごしました。そして2~3日後に秋田経由で岩手まで戻ったという思い出で、こちらにいる方はもっと酷かったと思っております。たしか雪も降ったと聞いておりまして、帰ってきてからすぐ、沿岸の方に出かけていきましたが、本当にびっくりするくらい大変な状況でありました。当時はとにかく道路上のものを片付けなくてはいけないと思っておりまして、自衛隊を中心にして様々な機関が力を合わせて結構早く片付けてくれたなと思っております。そうすると災害ゴミがいっぱい出るわけですが、この滝沢でも災害ゴミを引き受けたというある程度の協力をさせて頂いたし、その後は復興のために滝沢市から職員を派遣したということであります。当時被災された方は大変だったと思いますが、それぞれが力を合わせて今のような状況まで戻ってきていて、もう一息だなという風に思っております。当初、復興庁というのは10年という期間を区切られましたけれども、本当のことを言えば、深刻な被害を受けた市町村というのは10年で収まらないはずなんですよ。この復旧・復興に関しては10年という期間に関わらず、とにかく深刻な被害を受けたところはもっと長く対応するべきだと思いますので、そのように申し上げたこともあります。今は住民の皆さんも住めるような状況になってきて、なかなか元通りとはいかないまでも、住んでいる人にとってできるだけ普通の生活ができるような状況になっていただければ良いなと思っております。
記者:このコロナ禍ではありますが、例えば今年の3月11日に滝沢市で何か追悼イベントの予定であるとか、何か催しとしての開催の予定はありますでしょうか。
市長:去年もそうでしたが盛岡広域で対応したいなと思っております。