令和元年10月から12月までの住民要望の総数は、HP、声の箱、その他手紙などを合わせて21件でした。
相の沢牧野の放牧期間を延長してほしい。(要望/HP)
お問い合わせのありました件につきまして、ご回答させていただきます。まず、退牧の日程がどのようにして決まるのかについてですが、退牧には大きく分けて、放牧期間中に退牧させる途中退牧と閉牧時に退牧させるのと2種類ございます。途中退牧の日程につきまして、乳用牛は、出産予定日の約45日前には退牧をお願いしており、肉用牛は、出産予定日の約30日前に退牧をお願いしております。馬の途中退牧に関してですが、各馬主より事前に退牧・入牧日を連絡していただき、順次対応するという形を取っております。また、閉牧時の退牧の日程につきましては、牧野運営する委託契約の中で調整し、牧野の水道設備の凍結や草地の状況等を考慮したうえで、日程調整をして決めております。また、放牧期間を延ばしてほしいというご意見についてもご回答させていただきます。近年気温の上昇により、雪や霜が降りてくる時期は年々遅くなってきていますが、11月に入りますと、水道が凍結し、馬の飲み水が確保出来なくなる可能性が考えられます。また、各牧区において、餌が不足している状態であります。さらに、電気牧柵の撤去等の業務を雪が積もる前に行う必要があるため、現在の看視人の労働条件を考慮する必要があります。以上の条件を考慮しながら今後の放牧期間を、検討して参ります。この度は、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。(農林課)
各種助成が盛岡と比べて安すぎる。医療費は3歳以降も無料に、インフルエンザの助成は中学3年生まで対象にしてほしい。(要望/HP)
子どもの医療費助成について(担当:健康福祉部保険年金課)
貴重なご意見をいただき、大変ありがとうございます。ご指摘の子ども医療費助成の制度については、当市としても大きな課題と捉えているところです。市民の皆様にはご負担をおかけし申し訳ありません。この子ども医療費制度は、県からの補助金を基に助成するものです。県で受給者自己負担額などの基準を定めており、市町村がそれぞれの実情を踏まえ、自らの負担で上乗せをしている状況です。ご指摘のように滝沢市としても「県内市町村で同等な水準の子ども医療費助成を受けられるべき」と考えており、国や県に対して子育て支援制度の拡充を継続して要望しています。また滝沢市でも、令和元年度から対象年齢を拡大し、限られた財源の中で独自助成の充実に努めているところです。大変厳しい財源状況の中にありますが、今後も更なる独自助成の充実ができないか、継続して検討を行ってまいります。
インフルエンザ予防接種について(担当:健康福祉部健康推進課)
滝沢市では、インフルエンザ予防接種について、65歳以上の人と生後6か月から小学校就学前の乳幼児に対し、接種費用の一部を公費負担しております。65歳以上の人は予防接種法により、市町村に実施の責任がある、「定期接種」になります。それ以外の方については、おたふくかぜなどの予防接種と同様に、希望者が各自で受ける「任意接種」となっております。市町村の判断で公費負担を行うものであるため、滝沢市といたしましては、財政状況も勘案し、インフルエンザに対してハイリスクである乳幼児を現在の公費負担対象者としております。なお、今回いただきましたご意見を含め、今後対象年齢や公費負担額について、検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
災害時にペット同伴で避難できない問題点を解決するため「第1回ペット同伴避難全国サミット」を開催するので参加してほしい。(要望/HP)
日頃より滝沢市の防災行政にご理解ご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。また、「第1回ペット同伴避難全国サミット」に関するご要望をいただき、ありがとうございます。関係資料の送付につきましては、〒020-0692岩手県滝沢市中鵜飼55番地滝沢市市民環境部防災防犯課宛てに送付いただければと存じます。お手数をお掛けしますが、何とぞよろしくお願い致します。(※当日は、市民環境部長、環境課2名及び防災防犯課3名が参加。)(防災防犯課)
相の沢牧野の放牧期間を延長してほしいと何年も要望しているが何も変わらない。農林課、看視人、農家の話し合いの場がほしい。(要望/HP)
お問い合わせのありました件につきまして、ご回答させていただきます。まず、飲み水の件についてですが、水道設備の凍結対策を行っております。また、ゲリラ豪雨に対する対策につきましては、発生に応じて順次対策を講じて参ります。次に草地についてですが、今年度より本格的に草地更新を開始しております。今後も順次草地の更新を行って参ります。私どもといたしましても、農家の方々のご意見を参考としながら、相の沢牧野をより良いものにしていきたいと考えております。今回、様々不手際があり、改善が必要な部分があるということを再認識させていただきました。出来ることから1歩ずつ改善して参る所存であります。(農林課)
保険年金課の窓口対応で障がい者扱いされ不快な思いをした。窓口対応を見直してほしい。(要望/HP)
このたびは、国民年金の窓口対応で当方の説明不足から、お客様を傷つける思いをさせてしまったことにつきまして、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。質問の前にもう少し丁寧に国民年金の免除制度について説明を行うべきだったと、本人も反省していることから、どうかご容赦いただければと存じます。今回の事案については、課員で情報を共有し、常に市民の立場となって丁寧な説明を心がけるよう、指導を行ったところであります。お客様がおっしゃる相談しやすい、質問しやすい滝沢市役所になるよう努めてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。(保険年金課)
医療費助成制度の所得制限を廃止すべき。(要望/HP)
所得制限や対象年齢などの県の補助事業の基準を超える市町村独自の助成を行った場合に新たに追加となる医療費助成は、そのまま当該市町村の財政負担となり、滝沢市の限られた財源の中で拡大は大変厳しい状況にあります。市では今年度は一部の所得制限の撤廃や、対象年齢の拡大に取り組みましたが、引き続き更なる独自助成の検討と、また国や県に対しての子育て支援制度の拡充の要望活動も継続して行ってまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。(保険年金課)