はじめに
「農民生活変遷中心の滝沢村誌」をインターネット上に復刻するにあたって
本誌は昭和49年4月に故福田武雄氏が編纂し滝沢村が出版したものです。37年前に発行され発行部数が少なかったことから、現在では本村の歴史を理解する上で貴重な資料となっております。本村には郷土を知る上での資料が少なく、さらには村の歴史に興味や関心がある方や、あらためて村の歴史を学びたい方の需要もあり、このたび「滝沢村誌」をデジタル化して村民を始めとして、多くの方々に公開することになりました。
本村の郷土史及び風土を理解するうえで、大変に意義があることと期待するものです。 最後に、デジタル化にあたり関係各位からご意見、ご協力をいただきましたことに対し敬意と感謝を申し上げます。
2011年4月 滝沢村教育委員会
編纂者・福田武雄略歴
明治39年、滝沢村に生まれる。県立盛岡中学校卒業、岩手県師範学校卒業。和賀郡横川目小学校を振り出しに和賀・岩手郡の小中学校教員を勤め、篠木小学校長・篠木中学校長、そして岩手郡内の小中学校長、滝沢村文化財調査委員長、同社会教育委員長、滝沢村監査委員等を歴任した。平成7年滝沢村篠木で没。