• 内黒土師器高台埦 1点
  • 埦 17点
  • 小皿 1点

平成3年から平成7年の五ヵ年にわたって調査が実施された大釜館遺跡の7号溝跡から出土した土器19点である。
土器は7号溝跡内約10mの範囲内に列点状に並んで出土しており、意図的に埋置したものと考えられる。
出土した土器は、内外黒色処理とヘラナデ調整を施し、底部に低い高台を付ける内黒土師器高台埦が1点、素焼きの土器で器壁が厚く、底部をやや台状に形成しており、底部の切り離しは回転糸切りとなっている埦が17点、同じく素焼きの土器で小皿が1点の合計19点となっている。
時期は平安時代末期で11世紀後半代と推定される。

(写真)大釜館遺跡7号溝出土土器

所在地

滝沢市湯舟沢327-13(滝沢市埋蔵文化財センター)

所有者

滝沢市教育委員会

指定年月日

平成22年3月29日